学校の働き方改革とは?|時給アップと部活動を変えよう!

中学校教師の生き方

 こんにちは、darakeです。

 平日の休みをゆっくり満喫しようとしてたら、午前中一度もゆっくりできませんでした。

 妻が仕事だったので、子どもの幼稚園準備、送り出し、昼ご飯の準備、自分の用事を済ませたらもう午前中終わってました。家にいる時と職場にいる時の時間の流れは、同じとは思えません。

 子育て中のみなさん、本当にお疲れ様です。

 さて、

 学校現場では、働き方改革が全然進んでなく、言葉だけ一人歩きしてる感じあります。私たち教師が働く上での不満は、いったい何なんでしょうか。

 この記事では、現場が本当に求めている働き方改革とは何かを明らかにしていきます。

 まず、教師が不満に感じる場合を挙げてみると…

①生徒との関係が良好ではない
②保護者との関係が良好ではない
③職場の人間関係が良好ではない
④労働時間が長い
⑤休みが確保されない
⑥何でも屋感
⑦部活の位置付け
 仕事上の不満はどの職種にもあり、教師だけが特別ではありません。

 ただ、中学校教師の特殊な悩みとして、次の2つが挙げられます。これさえ解消されればかなり不満も減るんじゃないかと思います。

働き方改革=時給アップ!

 

 とにかく労働時間が長いです。その割に残業手当が発生しません。このアンバランスを解消することが必要です。

 教師の労働時間と残業手当が出ない理由については、この記事を読んでみてください。

 さらに、土日の部活動は拘束時間が長く、時給にするとアルバイトよりも安くなります。だから、『手当いらんから、休みくれ』と訴える教師が多いんです!

 心の安らぎや体を休めることを考えると、完全に働きすぎなんです。人間、緊張と緩和って必要です。そりゃあ体壊したり、鬱になる人が続出するでしょう。

 年収はそこまで低いとは思いませんが、時給にすると圧倒的に低くなることに不満を感じる教師は多いはずです。

 かつての自分もそうでしたが、教師って意外とお金に鈍感なんですよね。やはり公務員なので、稼いでいる感覚が圧倒的に足りません。

 自分の能力の価値がどれくらいで、労働時間に対しての報酬がどれくらいなのかを考えている人ってあまりいない気がします。

働き方改革=部活動改革?

 

 教師になっている人の大半は、授業をすることに文句はありません。

 日常で生徒と関わることに文句はありません。

 保護者との関わりに文句はありません(理不尽な要望は困りますが)。

 なぜかというと、それが業務だと思っているからです。そこに対して報酬が発生しているからです。それらを適当にすることは、教師として失格のレッテルを貼られても仕方ありません。

 darakeも授業準備に夢中になることや、学級通信に時間をかけることもありますが、その業務をしていて多少勤務時間が過ぎたとしてもそこまで不満は感じません。

 なぜなら業務だし、好きなことやっているので不満には思いません。

 しかし、部活指導には不満を感じます。それはなぜか?

 部活動は教育課程外であり、本来教師の業務ではありません。しかも、勤務時間後から本格的な活動が始まるからです。

 さらに、本来休みのはずの土日に大会等の活動が多く、きちんと休養がとれないからです。

 でも、全く逆の考えの教師もいます。部活指導が好きな教師にとっては、部活指導は不満ではありません。おそらく、勤務時間外であろうと休みであろうと不満に思ってないでしょう。

 なぜなら、自分の好きなことをやっているからです。

 このように、人は好きなことをやっている時には不満を感じません。

 ただし、これだと部活指導をやりたくないと感じている人がさぼっているように思われてしまいます。指導を嫌がったり、意欲的に指導しない教師よりも、意欲的に指導する教師の方が正しいと見られがちです。

 というか、今まではそのように生徒や保護者から思われてきました。しかし、これは不公平ですね。

 部活指導が好きな教師は、自分の好きなことやっているだけですから。部活指導が好きじゃない教師に拒否する選択肢があってこそフェアといえるでしょうね。

 業務でない以上、拒否して批判されるのは変なことです。

 ただ、スポーツや文芸活動は悪ではなく、バランスよくやれば有意義な活動です。それを生徒に強制したり、望まない教師を無理矢理指導者にするから、不満が出るわけです。

さぁ、現場が望む働き方改革をしよう!

 以上の2つが解消されれば、現場の不満は一気に減るでしょう!

 有限な時間を、やりたくないことに奪われ、本来の業務に時間を使えないから不満を感じてしまいます。そして挙句の果てに病気になったり、退職せざるを得ない状況に追い込まれます。

 理不尽なことがずっと当たり前になっている弊害が、ここ10年で表面化してきています。

 そして、理不尽なことに『No!』と言える人が増えてきたことは、時代の流れだと思います。

 『教師だから』『今までの常識だから』を疑い、自分に正直に発信して、行動することは大切です。

 現場が事なかれ主義のままでいると、教師の数は減る一方です。実際、採用試験の倍率は低下する一方です。

 ここまで読んでくれた方は、ぜひこの本を読んでみてください。閉塞感のある教育界には必要な考え方が満載だと思います。正直、勉強になります!

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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