こんにちは、darakeです。
さぁ、冬休みまでのカウントダウンが始まっています。それと同時に、冬休みが終わるカウントダウンも始まります・・・。とはいえ、やはりうれしい冬休みです。ゆっくり普段できない仕事や自己研鑽に励むことができます。
そして、ボーナスが出ましたね。社会人になり、最初にもらった時の衝撃は忘れません。
え?給料以外にもらえるの?
え?その後また給料出るの?
新卒の先生は、思い出に残るような使い方をしてくださいね。ちなみに、darakeはすべて飲み代に消えました。良い思い出です・・・(哀愁)。
今回は、教師の時給の話です。年収ではなくて1時間当たりで考えてみると、いかに長く働いているかが判明します。
基本労働時間と年収
まずは、1日どのくらい働いているかです。大体8時から朝の打ち合わせが始まるので、労働開始時刻と設定します。そして、労働終了時間は16:30です。この段階で8時間30分労働です。
しかし、部活指導やら次の日の準備などをすると、18時頃の下校となります。結局10時間労働ぐらいになります。
1日10時間労働!!!
ちなみに、16時30分までが勤務時間で、給与が発生する時間です。その後はタダ働きですから。以下の記事を読んでみてください。
1週間が5日なので、週50時間働いていることになります。そして、年間を約50週で考えると、
年間、2500時間労働
これは、多いのか少ないのか?今いちわからない人もいるでしょう。では、年収をこの時間で割ってみましょう。年収が約650万(30代)で計算します。
6500000円÷2500時間
=2600円
30代教師の時給は2600円です。
時給から働き方を考える
この時給をどう捉えるかで、働き方や生き方が変わってくるでしょうね。
家族を養うということを考えると、時給2600円は少ない気がします。例えば、共働きの場合であれば特に問題はないかもしれませんが、収入源が1つだと、キツイかもしれませんね。
中学校教師の場合、土日も部活動の指導が入る場合がほぼです。一応休みの日なので、給与は出ますが、時間的拘束は長いです!(給与も時給750円程度ですが)
一生中学校教師として、部活動指導もバリバリやっていくという人は問題ないのかもしれませんが、自由な時間が少ないということは、キャリアの幅を広げたり、趣味に没頭するということはかなり厳しい状況です。
今までの教師は、専門分野に特化していれば、一生安泰だったわけですが、時代が変化し、教師の専門性も少しずつ失われつつある状況ですね。というより、『学校の教師に教わらなくても、他で代用できるよ』という考えが多くなっているのです。
つい先日、「10年後AIの進化で、AIに奪われる仕事は?」という問いを生徒にしたところ、『教師』と答えていました。そういう考えの生徒がたくさんいたということは、教師の専門性が生徒に伝わってないということなので、危機感を覚えました。まさに代用できると思われている教師が多いということです!
darakeは教師の仕事は奪われないと思っています。ただ、知識を教えるという部分に関しては奪われかねないと考えますが、そこはあえてAIやスペシャル講師の動画に任せてもいい時代にきたのではないかと思います。
学級経営や生徒指導は、AIにはまだできないでしょう。モンスター化した保護者の対応もできないでしょうね。理論だけではどうにもならない時があります。むしろ、そこに教師の未来はあると感じています。
まとめ
今回は、生々しいお金の話になりましたが、労働時間に対しての対価については常に考えておく必要があるでしょう。
必死に働いて年収自体をアップさせるのか、とにかく労働時間を減らすのか。
darakeはこの問いに対して、労働時間を減らすことに賛成です。やはり教師の仕事の幅が広すぎるような気がします。何でも屋になってきている気がします。
保護者指導は、私たちの仕事でしょうか?ネット上のトラブルは私たちの仕事の範囲でしょうか?
できないことを『NO!』と割り切り、地域や民間企業に頼る柔軟性は必要だと思います。できないことは恥ではないでしょう!時代が変わっているので、教師がスペシャルという幻想はもう捨てましょう!
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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