この記事では、要領良く仕事をこなし(自画自賛)、デキる教師と自ら名乗る勘違い野郎darakeの正体を暴いていく。
多少キツイ言葉も混じるかもしれないが、許してほしい。
ぜひ、多くの人に彼の悪行の様子を知ってもらいたいと考えている。
サボりとしたたかさ
彼は、そもそも要領が良いのだろうか。
要領が良いとは、『手際が良い』『巧みに立ち回る』人物を評する時に使う言葉である。
彼は今年度、人生初の教務主任を務めている。
周りから見ると、膨大な量の裏方業務をさくさくと片付けているように見える。小さい男の子(やんちゃ坊主)二人を抱えながら、なぜ、残業もそこそこに帰宅できているのだろうか?
何を隠そう、彼は仕事をサボっている!!
約8割ほどの業務を、前任の教務主任にやらせていた。つまり、2割しか仕事していないのである。
主任手当が出ているにも関わらず、2割しか仕事していなのである!全くもって恐ろしい。
彼は、謙虚な姿勢で業務内容を引き継ぎしながら、巧みな話術で結局は前任者に今年度の業務までやらせていた。前任者の何でも快く引き受けてしまう性格をリサーチした上での愚策である。
さらに、その前任者とは同じ学年を二年間組んでいて、ある程度の信頼関係を築いていた。全くもってズルい野郎である。
そして、職員室では、教務の仕事は前任者の方が適役で、自分より完璧な仕事ができると褒め称えている。
恐るべきことに、これは前任者を立て自分を落とすことで、今後も業務を手伝ってもらいやすいように計算して土台を作り上げている。そこにプライドは存在しないのである。
また、彼の行動を見ていると、実にしたたかである。校内の押さえるべき人物と密にコンタクトをとっている。その先輩たちには尊敬の念を表し(表向き)、後輩とは絶妙な距離感で接している。
事務のおばさんや、用務員のおじさんの評価を下げないように巧みに動いている。時にはさりげない差し入れというワイロを渡したり、爽やか風な笑顔と、低姿勢な態度を駆使して良好な関係を作り上げていた。
上手に仕事をサボり、したたかな行動で人間関係を構築しながら、それをカモフラージュして生きている彼に心を許してはいけないだろう。
若手にしか優しくない奴
彼が主任を務める学年を観察していると、あることに気付く。
それは、圧倒的に良好だということ!
月に一度は飲み会があり、後輩も積極的に参加しているのである。また、50代教師も必ず参加している。仕事の分担も効率良く、円滑に進んでいる。
周りの教師からは嫉妬されるほどである。学年のメンバーが多少入れ替わっても、毎年良好な学年を構成している。
一部の教師たちは、口を揃えてこう言う。
『あれほど仕事をサボり、適当な奴が、なぜ常に良好な学年を構築できるのか?』
さらに観察を続けると、彼は後輩には自由と責任を与え、異様なまでに気遣っていた。その結果、若手教師は伸び伸びと仕事をしている。その一方で、先輩たちに対しては冷酷なまでに完全放置であった。
そう、彼は若手が大好きなのであった!自分より年上には全く興味がないのである。
前途有望な若手の育成に全力を注いでいるのであった!
ただただ、後輩だけをかわいがっているにも関わらず、先輩教師が飲み会に参加してくるのは、おそらく若手と飲みたいからに違いない。
決して彼の人望などではないだろう。
彼は何者だ?
彼がここまで仕事をサボりながら、今の地位を築いているのには理由がある。
彼は、全く教師っぽくないのである。教育界においては、異質な存在なのである。変人なのだ。
異職業の人たちからは、初対面で教師とは絶対に思われない。
職員室では、転職して起業する話を堂々と語って、周りの教師をドン引きさせている。
とは言いつつ、彼が担当する学年の成績は向上し、かつて学級崩壊を起こし、窓から牛乳や皿を投げ捨てていた学年は立ち直っている。
確証があるのはただ一つ!若手との距離感はピカイチである!
正体を掴めそうでいて、実にミステリアスな奴である。
今回、勘違い野郎darakeの本性を探るにつれて、謎は深まるばかりである。
番外編記事とは、例え誰からも読まれなくても、黙々と更新し続ける記事である。
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