勝負がつくゲームに負けて泣く我が子への対応とは?

中学校教師の生き方

 こんにちは、darakeです。

 今回は、子育てに関する記事です。勝ち負けがつくようなゲームをした時、負けそうになったら動揺し始め、負けた時に必ず泣く子どもがいます。

 まさにうちの長男(6歳)です。

 このような子どもに対して、どうような対応をすべきなのでしょうか。似たような子どもがいる保護者には読んでほしいし、良いアドバイスがあればもらいたいですね。

 具体的な内容は次の2点です。

  1. 長男が泣く状況
  2. 保護者の対応はあっているのか

長男が泣く状況

 我が家の長男は、勝ち負けがつくゲームとなると必死になります。勝つことにとても執着しています。

 トランプ、カルタ、オセロ、じゃんけん、ありとあらゆるゲームに負けることを嫌います。ゲームを途中で投げ出すことはありませんが、諦めてメソメソすることは多々あります。

 約9割の確率でゲームに負けると大泣きします。負けそうになったら既に動揺が見られ、我慢しようとはしていますが泣きが始まります。

 毎回のことなので、一緒にゲームをするdarakeと妻も呆れ状態です。しまいには二男にもからかわれて、さらにイライラが爆発しています。

 当然のように、自分が勝っていたり調子が良い時はノリノリです。そこから流れが一転すると、一気に動揺⇒泣きと繋がっていきます。

 どうやら、長男はスーパー不器用で真面目な男らしいです(誰に似た?)。

保護者の対応はあっているのか

 こんな状態の長男に対して、darakeと妻は手を変え品を変え対策を練っています。

 まず、darake家では勝つことを義務づけることは絶対にタブーとしています。目的は楽しむことなので、勝つというのは目標です。

 ただ、子どもにとっては勝った時の喜びの方が大きいので、勝つことを目指します。勝つことを目指すこと自体は否定しませんが、それが叶わなかった時に泣いていじける行為をやめさせたいと思っています。

 細かく言うと、泣くこと自体は否定していません。負けそうになった時の動揺が大きく、負けた時の落ち込みが極端に激しいので、それを何とかしてあげたいと思っているのです。

 だからと言って、わざと大人が負けてあげるような行為は嫌いです。子どもをリスペクトしていない行為なので、優しいように見えて優しくないと思っています。

 長男本人は、自分がそうなってしまうことが嫌だと感じているし、直そうとも思っています(親が過度な心配をしているせいもあるかも)。

 長男としては、負けるということに強い抵抗をもっている気がして、負けそうだと想像した瞬間から動揺が生じています。

 ならばこれを解消するために、負けることは悪いことではないと一貫して伝えています。負ける時もあるし、負けて学ぶ時もある。そして、人生においてずっと勝ち続けていくことは不可能だとも伝えています。

 さらに、長男が泣いていじけることで、一緒にゲームに参加している人たちに不快な思いを味合わせているので、自分のことしか考えていない身勝手な行動になっていることも伝えています。

・「勝つ」ことは目標、「楽しむこと」が目的である
・「泣く」ことは否定していない
・「負け」を想像した時の動揺、「負け」が確定した時の極端な落ち込みを直したい
・「負け」から学ぶことが多くある
・ずっと勝ち続けることは不可能である
・自分が「勝った」ということは、一緒に参加している人たちは「負け」ているという事実
・長男が泣いていじけることで、周りの人たちはゲームを楽しむことができない

 という信念でかれこれ半年ぐらい伝え続けていますが、全く改善が見られません(なんてこった)。

 ゲームを始める前は、『大丈夫、負けても泣かないから』『約束できる!』と張り切って始めますが、案の定負けそうにあると動揺するし、負けると泣いてます。

 どうやら、darakeと妻のアプローチに問題がありそうです。

 負けそうになると動揺し、負けた時に泣く行為を直してあげたいと思っているのは保護者であって、結局は長男が直すような行動を実行するしかありません。

 「負けても泣かないようになる」という課題は長男のものであって、保護者のものではありません。

 そう考えると、こんな疑問がわいてきました。

『長男は本当にその行為を直したいと思っているのだろうか?』

『結局、呆れられたり怒られるのが嫌で、直したいと言っているだけでは?』

 長男にプレッシャーをかけているつもりがなくても、知らず知らずのうちにプレッシャーをかけていたのかもしれません。

 結論です!

・負けて泣くことに対して、長男本人が直したいと思うまでは放置
・動揺してもいいし、泣いてもそのまま続行
・保護者の「嫌味」「呆れ」「怒り」は必要なし
・その結果マイナスなことが起ころうと、それは長男が乗り越えるべき課題
・長男が本気で直そうとした時に助けられる準備だけは用意しておこう

 自分が一番なりたくない凝り固まった正解主義の脳で、長男に接していることが多々あるようです。

 改めて、人を教育する難しさを実感しました。

 前回こんな記事を書いているにも関わらず、未だに子育てに悩んでます。

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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