中学校教師の働き方改革について知ってる?|定額働かせ放題とは?

職場環境

 こんにちは,darakeです。

 冬休みで充電したはずなのに,もう切れかかっています。

 そんな時,活力を与えてくれるのが,PV数アップです!ブログを見てくれている人が少しずつ少しずつですが増えていることです!!(*^_^*)

 ありがたいことです!ネットという広い海の中で,このブログを見つけてくれたことに感謝です。マイペースに更新していきます。

 さて、次年度に向けて、管理職との面談等が行われる時期ですね。若手だろうと、自分の要求はきちんと言うべきです。それがすでに働き方改革です。

 担任希望、校務分掌希望、部活動の希望など、年収と労働時間を把握し、自分の時給をどのくらいに設定し、そのためには仕事量はどのくらいが適量なのか考えるべきです。何でも大丈夫なんて言うのは、結局何も考えていないだけです。発言権なんて、言ったもんがちです!『言っちゃえ、若手!』(矢沢風で)

 その交渉のために必要なのは、情報ですね。管理職でも知らないことがたくさんあります。教育界の最新情報をまとめます。

給特法とは

 

 教師は,残業代(時間外勤務手当)が支給されません。

 その代わりに「教職調整額」という給料の4%が追加で支給されています。知ってた?

 これが今話題となりつつある,「定額働かせ放題」です。残業代は出ないけど,その代わりに4%上乗せしてるよね!という解釈です。

 これがあることにより,『一応考慮して払ってんだから,ブーブー文句言うな』という非常に厳しい正論が立ち塞がるわけです。

 そもそも,教師は時間外労働を命じられることはないんです。知ってた?

 ただし,例外があって,それが「超勤4項目」といいます。これは修学旅行,会議,災害時など特殊な業務の時だけは時間外労働を命じるよ!ってやつです。しかも会議については緊急性がある時のみです。詳しくは,次の記事をぜひ読んでもらいたいです。

部活の顧問をやりたくない人必見!|教師に指導義務はない!
 こんにちは、darakeです。  教師採用後、右も左も分からないまま部活の顧問を任され、部活動の指導をしている若手のみなさん。正しい知識を知りましょう。  この記事は、部活の顧問をやりたくない人に向けて、中学校においての部活動の位置付...

 これらは給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)の内容で,納得できる部分と納得できない部分があります。

〈納得できる〉
・修学旅行の引率
 ⇒夜は引率しません,ということにはならないので納得
・災害時の業務
 ⇒人として当然のことなので納得
〈納得できない〉
・職員会議が毎回17時を過ぎる
 ⇒超勤4項目には該当しないので,負担になり納得できない
・保護者対応してて19時過ぎる
 ⇒超勤4項目には入ってない業務なのに、頻繁に発生するから納得できない
・部活指導で勤務時間をはるかに超える
 ⇒超勤4項目には入ってない業務なので,絶対に納得できない

 この法の大きな問題点は,現場では,超勤4項目以外の業務の方が膨大にあるにも関わらず,何も触れていないことですよ。具体例として…

①部活指導後にやる教材研究や授業準備
②部活指導後にやる学級に関わる準備
③部活指導後にやる保護者対応,家庭訪問

 

 このように書くと,『部活の前にやればいいじゃん!』という反論がきちゃうかもしれません。ならば,考えてもらいたい。

 部活指導しなくていいんですね?

 実質1人で顧問やっている人いますよ?

 部活前に①~③をやった場合,部活指導にはいけませんけど,いいのね?

 わかってもらえますよね?つまり,現場の中学校教師が残業せざるを得ない1番の理由は,部活指導です。

 実際,15年近く教師続けていますが,部活のない日(テスト前など)は,定時退勤している教師が多いし,勤務時間外で仕事をしていたとしても,そこまで不満は出ません。

 なぜかというと,16時前に生徒が下校すれば,そこから2時間近くは自分の仕事に専念できるので,2年以上の現場経験がある教師ならば十分に仕事は片付きます。

月45時間、年360時間の残業上限

 文部科学省は、時間外勤務(残業)の上限を原則「月45時間、年360時間」とする案を公表した。

 「え?教師って時間外勤務ないのでは?』

 「え?時間外勤務は超勤4項目だけでは?』

 という疑問をもった人は間違ってませんよ。その通り。そうなんです。

 もう文部科学省も認めているんですよ、時間外勤務をせざるを得ない程、膨大な仕事を抱えていることを。この大きな1つが部活指導です。だからこそ、その長時間の残業から教師を守るために設けたのが今回の残業上限です。

 でも、この「月45時間、年360時間」は可能なのか。

 あくまでも上限なので、その上限にならないように、我々教師が積極的に働き方を変えていかないといけないということになります!

 部活指導がなくなれば、あっという間にこの問題は解決します!とてもラクです。

 しかし、現実的にすぐに部活と学校を切り離すことは厳しいので、その場しのぎ改革として、darakeは部活指導時間を限界まで減らす努力をしています。

 darakeの働き方で、残業時間を確認してみましょう。
①勤務時間を8時~16時30分(うち休憩45分、勤務時間は7時間45分)と仮定。
②部活は月~金のうち3日活動、土日のうち土曜のみ活動と仮定。
③平日残業するのは、部活ある3日×4週=12日と仮定。
④月~金は16時30分~18時の1時間30分活動、土曜は4時間活動とする(最低ね)。
⑤部活指導した日はその後1時間だけ残務処理して退勤。
⑥部活オフ日は、絶対に定時退勤。
⑦平日の残業時間は2時間30分×12日=30時間
⑧土曜の残業時間は4時間×4日=16時間
⑨月の残業総時間は46時間
⑩年間では、552時間

 『うっ!!無理だ!!』

 『可能な限り部活減らしてもオーバーしてる!』

 

 これは厳しいことが判明です。darakeは運動部顧問ですが、週3日の活動に限定しています。しかも、土日のどちらか1日は極力休むようにしています。とはいえ、大会がある日は泣く泣く2日働いていますけど。

 それでも無理。その場しのぎ改革では無理なんです。まぁ、知ってたけどね…。

 若手教師なら、darakeの倍近く残業している人もいるかもしれませんね。これはヤバイね!

まとめ

 今回の記事でハッキリしましたね。

 教師の働き方改革=部活問題です。

 部活を教師が指導している限り、教師の過労死や退職増を防ぐことは無理でしょう。

 根本を解決しないと、対処療法的な制度を作っても何も変わりませんね。

 よし!校長との次年度の人事面接では、『部活やりたくない、無理』とハッキリ言いましょう。これが何よりの働き方改革ですわ。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

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