こんにちは、darakeです。
今回の記事は、老害教師にならないために、老害教師の何がダメなのかを分析していきます。何がダメなのかがわかっていると、自分がその立場になりそうな時には防ぎようがありますね。
学校の中に6年以上勤務している老害教師が複数名いると、同僚は地獄です。その理由も含めてまとめていきます。
具体的な内容は次の3点です。
- 老害教師とは
- 老害教師の実態
- 老害教師にならない方法
老害教師とは
老害教師という言葉は正式ではありませんが、イメージは容易にできると思います。マイナスのイメージしかありませんね。
『老害』を辞書で調べると、
自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪。
ゾッとする・・・。darakeにもいつか浴びせられる言葉かも。
老害教師について、さらに具体的に定義してみましょう。
・実務能力が低い。
・周囲から煙たがられている。
・同一校に6年以上在籍している。
by darake調べ
勝手に定義してみましたが、そんなに外れていないと思います。(笑
同一校に6年以上という数字は、中学校3年間の2サイクルで6年なので、異動の目安となる数字です。
基本的に公立学校は異動があるので、10年以内を目安に異動するのが普通です。私が勤務する自治体は6~7年で異動している教師が大半です。
6年以上同一校に在籍すると、メリットもあるのですが、大抵はマンネリします。アップデートも鈍り、自分の意見や考えが捨てづらくなります。
今まで通りで大丈夫。問題なかったから。1番よくわかっているから。
外からきた身としては、異変を感じることもあるよ。
なので、実務能力が低く、周囲から煙たがられている教師が6年以上も在籍すると、同僚にとっては悩みの種になるわけです。
もちろん、実務能力が低い若手もいますが、そういう若手は問答無用で異動年数に達すると別の学校に出されます。
では、なぜ老害教師は異動しないのかと言うと、異動したくない場合と異動できない場合があります。
前者は、本人の意思なので居心地が良くわがままを通している場合。後者は、実務能力が低くて使えないので、他の学校が受け取り拒否をしている場合。
どちらにせよ、同僚にとっては迷惑でしかなく、まさに老害教師と呼ばれてしまうわけです。
老害教師の実態
20年以上の教職経験というと、大体が40代半ばということになります。当然、すべての40代半ばの教師が老害教師と言われるわけではありません。
老害教師には、そう呼ばれる実態がしっかりとあるのです。
まず、実務能力が低いことです。
教科指導と生徒指導に関する能力が低いのは致命的です。にも関わらず、多くの給与をもらっているとしたら、後輩に示しがつきません。
次に、周囲から煙たがられていることです。
コミュニケーションの問題で、ハッキリ言うと嫌われているということです。
考えられる理由として、横柄な物言い、意地悪、余計な助言、間違った助言、強い影響力の行使などです。
強い影響力の行使とは、老害教師の中には実務能力がピカイチな教師もいます。自分がもつ強い影響力を盾にして、自分勝手に振舞ったり、協調性がなかったりして、周囲との軋轢を生むのです。
最後に、同一校に居続けることです。
規定の異動年数を越えてまで同一校に居続けることが、同僚に不信感を与えます。
ただ、これは本人だけの問題でもないんですね。教育委員会の人事も関係してきます。『異動できない』なんて状況を作っていることに問題があります。
異動先に受け入れ拒否されようが、その老害教師を異動させないと当該校にずっと迷惑がかかります。公務員である以上解雇がないのであれば、規定通りの年数で異動させるしかないのです。
以上、老害教師になり得る実態をまとめました。自分の周りにたくさんいますよね?
老害教師って呼ばれたくなーい!
老害教師にならない方法
ここまでなかなかの口悪さで申し訳ありませんが、老害教師になりたくないんですよ、私は!年齢的には近づいているんだよ!
そこで、今までの同僚との出会いを振り返ると、40代後半の教師で尊敬している方々がたくさんいるんですよね。老害だなんて思ったこともない方々です。
その方々に共通する立ち振る舞いをマネすることが、今後老害教師と呼ばれない方法だと考えています。
実践例なので、私は今後意識して生活していきます。
②助言という名の口やかましい小言は絶対言わない!
③後輩や同僚に対して、経験マウントをとる話し方はしない!
④知らない情報や出来ないことでも、『良いものは良い』という謙虚さを忘れない!
⑤協調性を大切にしながら、若手が働きやすい職場環境を整える!
⑥異動年数は守る。同一校に居座らない。
オマケ:後輩との食事では、嫌みなく自分が払う!
自分の経験を上手に次世代に伝えることは、絶対に必要なことです。ベテランが担う役割というのは確実にありますし、それを若手に任せることは酷なことです。
だからこそ、老害ではなく、老財という存在になりたいと思っています。
老害教師と一緒に働くと本当に大変で、ストレスが溜まります。自分の努力では改善できない問題なんですよね。馬を水辺に連れていくことは出来ても、水を飲ませることはできません。
せめて、自分が老害教師と言われないよう、自己研鑽を続けていこうと心に誓います!
今回はここまで!
みなさんが豊かな人生を送れますように!
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