コロナショックが改めて気づかせてくれた教育界の闇を打破する!

職場環境

 こんにちは、darakeです。

 今回の記事は、お役所仕事をぶっ飛ばすという記事です。

 コロナショックという緊急事態において、生徒の健康・命を優先し、生徒にとって必要だと思ったことは即実行すべきという考えをもっています。

 もちろん自分が教育界の人間であり、自ら選んでこの仕事をしていることを前提に話を進めます。

 現在darakeは、生徒にタブレットを配布する話なんて全く現実味がない学校に勤務しています。辛うじて教室の数の大型TVが確保されているぐらいのICT環境です。

 とっても時代遅れの環境です。でもこれが地方の現実です。ZOOMも知らないで拒否しようとする管理職のもとで働いています。

 具体的な内容は次の2点です。

  1. 悲しいぐらいお役所仕事
  2. 行動して実証あるのみ!

悲しいぐらいお役所仕事

 改めて自分が教育界という役人制度の中にいることを実感しています。

 このコロナショックにおいて痛感しているのは、

darake
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教育界とはここまでお役所仕事なのか・・・

 「お役所仕事」とは、保身的で融通がきかない仕事の仕方を表します。具体的には、

・マニュアル通りのことしかしない・できない
・上からいわれたことしかしない・できない
・前例のないことはしない・できない

 

 世界的危機的状況にも関わらず、学校現場に降りてくる情報のスピードは戦後と変わりません。だって、ネットニュースで休校延長や学校再開の最新情報を知るんです。

 教師がそれらの情報を知るのは、一般の方々や生徒たちと同じタイミングです。

 この仕組みは変じゃないですか?全く時代遅れのシステムです。

 文部科学省⇒北海道知事⇒北海道教育委員会⇒市町村教育委員会⇒現場の管理職⇒現場の教師

 このうち、文部科学省が通達した段階でネットニュースになっています。そして知事が会見した段階でほぼ決定しています。今回の内容でいうと一斉休校やら登校再開やら。

 その後現場に最新情報や方向性が伝わるまでに、2つの機関を形だけ経由します。コロナショック時に至っては、マジで形だけ経由してきました。

 市町村教育委員会なんて無力すぎて、あってもなくても変わりません(口悪くてごめんなさい)。

 なので、ネットニュースとして発信されてから、約1日遅れで正式に現場に伝わります。正式に通達がこないと現場は何も動けません。

 そのぐらい情報伝達が遅いくせに、現場が先々を考えて動こうとしてもストップがかかります。

 まず管理職が市町村教育委員会に確認すると言います。そして、市町村教育委員会は北海道教育委員会に指示を仰ぐと言って決断しません。しまいには、北海道教育委員会は知事の判断がなければ動けないと言います。

 これらの登場人物の大半が、何も決断しません。

 そしてやっと出てきた指示は、現場の状況とはかけ離れた丸投げ指示ばかりです。

 例えば、学校で三密はクリアできないし、ソーシャルディスタンス推進なんてあり得ない話です。けれども、上からは『工夫してやれ』の一点張りです。

 どんなに『休校になりませんか?』と現場からお願いしても、何も変化がなくしばらく放置でした。

 そんな状況の中、現場教師たちは何とか耐えました。生徒に危機意識をもたせ、『密着しないでね』『大声出さないでね』『マスク外さないでね』を繰り返しました。

 そんな状態だから、生徒も疲れ、指導する教師も疲弊していました。

 最もイラっとしたのは、現場からの休校依頼というヘルプをスルーし続けていたくせに、首相の一言と知事の要請によって急展開することです。

 そして、休校準備が1日しかない状態を作るこの流れは、マジで身勝手としか思えません。見通しがなさ過ぎだし、説明も圧倒的に足りません。

 緊急時に舵をきちんと取れないなら、市町村や現場の判断に任せて、権限移譲してください。

 結局上からの指示待ちで、指示があれば問答無用で動かざるを得ないこの国のお役所仕事は最低です。

 こんな旧体制を続けていたら、コロナには絶対に勝てないでしょう。

行動して実証あるのみ!

 前回のコロナウイルスによる1か月の休校期間(2月末~4月始めまで)から現在まで、教育界ではどう進化したでしょうか。

 コロナショックがいつ落ち着くのか見通しが立っていない中、生徒が登校できない時の対応として,オンラインで繋げることは必須かと思われます。

 オンラインというと動画配信をイメージするかもしれませんが、darakeは授業動画の配信は推奨していなくて、生徒と繋がれる環境を整えておくことが重要だと思っています。

 教師には、学習企画者(プランナー)としての役割が求められていると思っていて、そのための環境を整えようとしています。

 学習企画者(プランナー)の記事はコチラ↓

 なので、早くZOOMというアプリを現場に導入したいのです。家にいても教師と学習の進度を確認したり、わからない部分を聞けるようにすることが目的です。

 学校は、いつでも生徒とオンラインで繋ぐことができるという選択肢をもっておくことが重要です。

darake
darake

しかし!こんな簡単なことにストップがかかるのが教育界!

心の声
心の声

古いのよ!ZOOM知らないってヤバいっしょ!今どこでも活用しとるわ!アホ!

 ということで、管理職から一旦ストップがかかってます。その理由は、

・まずZOOMを知らない問題
・オンラインで双方向になることで個人情報流出の問題
・家庭のネット環境の問題(経済的部分も含め)
・保護者の了承問題
・そもそもプリント配布して提出させる方法でいいと思ってる問題

 ZOOMを使ったことがある人たちから鼻で笑われるような理由ばかりですが、これらを解決しないと前に進めないので、イラッときていますが全て解決していこうと思っています。

 ストップがかかっている1番の理由は、ZOOMの招待URLを生徒に送る方法です。ここで生徒の個人端末と学校が繋がることに不安視を感じているわけです(darakeとしてはそうは思わないけど)。

 学校のタブレットでLINEアカウントを取得し、クラスごとにLINEグループを作って一斉にURLを送れば何の問題もないはずです。けれども、ここでもまずストップがかかるんです。

 『LINEグループに入りたくない生徒はどうするのか?』とね。

心の声
心の声

そもそも、入りたくない生徒に強制する必要はないやん!

心の声
心の声

しかも、個別にLINEで送ればいいだけやん!

 こんな感じで、前例のないことをやろうとしたらストップがかかる環境ですが、良いと思ったことは実行した方がいいのでさっさと動こうと思っています。

・保護者の要望を調査
・無知な人にZOOMを説明
・ZOOMの実施方法を生徒に説明

 上記の3つを解決するために即動いて、オンラインで繋がっておくことの必要性を実証してやります!

おわりに

 現在、ZOOM等のアプリを利用してオンラインで繋げている学校はどれくらいあるのでしょうか。

 このコロナショックが続く状況では、この環境を整えておくのは必須だと思います。もっと言うとその選択肢をもっておかないと、学校現場は必ずキツくなるでしょう。

 とっても保守的で、情報伝達のスピードがめちゃくちゃ遅い教育界ですが、自分の動き次第で変えられる部分はたくさんあるのでやってやります!

 コロナに負けないぞ!

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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