怒りに任せて子育てするな!|絶対に子どものためになってない!

中学校教師の生き方

 こんにちは、darakeです。

 職員室で衝撃を受けて、あやうく鼻血出そうになった中年オヤジです。

 その衝撃とは、うちの職場の管理職2人とも次の内容を全く知らず、むしろ、『お前適当なこと言ってないか?』的な視線をもらったことです。

部活は週休3日以上 働き方改革推進校へ指導員補助金を優先配分(1/2ページ)
 文部科学省が公立中学校の部活動について、週3日以上の休養日を設けるなど、国の指針を上回る形で教員の負担軽減策を実施している学校に対し、部活動指導員の配置補助…

 生意気言いますが、管理職なのに情報のキャッチ遅すぎないか?上から通達くるまで何もしないなんて、受け身すぎでしょ!部活指導について、もう少し関心をもってほしいものです。

 さて今回は、同じく衝撃を受けた、先日スキー場で出会ったダメ父親についての話をまとめます。

スキー場に鳴り響く怒号!

 

 休みの日に、子どもを連れてスキー場に行きました。子どもも初めてのスキーということで、ワクワクしながら準備をしている時に、その怒号は鳴り響きました。

 『なんでできないんだ!!』

 『何回も言ってるだろうが!』

 『やる気あんのか!』

 驚いて様子を見てみると、小学1年生ぐらいの男の子と父親が2人でスキーをしていました。おそらく、その男の子はスキーが苦手で、運動も得意ではない感じでした。そして父親は、かなり厳しい顔つきをしており、爽やかな日曜昼のスキー場には似合わない感じでした。

 その怒号はしばらく続き、どんどんヒートアップしていました。

 とても不快に感じ、自分の子どもにも聞かせたくなかったので、その場を離れて別の場所でスキーを始めました。30分ぐらいは怒鳴り続け、諦めたのか疲れたのか知りませんが、その親子は帰っていきました。

なぜ怒るのか

  この件について、帰りの車内で妻と話していたところ、幼稚園の周りの子にも同じような現象が起こっていて、お父さんとスキーに行くと、怒られるから行きたがらないので、スキー教室に通わせているらしい。

バカか!?

みんなバカなのか!!

 全く共感できない話でした。おそらく、怒鳴っているお父さんたちは、スキーが得意で、自分の子どもにも教えてあげたいと思っているのでしょう。さらに、小学校のスキー授業の時にしっかり出来るように、教えているつもりなのでしょう。もしかしたら奥さんに教えてあげてと言われているのかもしれません。

 ただ、その行為は何の意味もないよ!むしろ、逆効果ですよ!ってことです。怒鳴られながらやるスキーが楽しいですか?楽しくないのに上達しますか?

 darakeにも2人の息子がいて、怒ることはあります。しかし、その後に怒った理由やどうすればよかったのかを話し合う時間を取ります。

 ここのポイントは、母親とは立場が違うということです。母親は父親よりも子どもと接している時間が長いでしょう。特に母親が働いていない場合はなおさらです。長い時間接している母親は、時にはイライラすることもあるし、感情で怒りを出してしまうこともあります。それは仕方のないことだし、母親自身も自己嫌悪に陥りながら、日々子育てをしている家庭が多いはずです。

 普段仕事をしていて、子どもと接する時間がなかなか取れない父親も多いと思います。そんな中、特に父親が力を発揮しなければならない場面があります。自転車に乗る練習、スポーツの練習などはその代表例でしょう。

 ハッキリ言って、怒らないと教えられないのであれば、教えるのやめたらいいです!そのせいで、子どもの可能性を削っていることに気付くべきです。少しぐらい出来るからと言って子どもに教えるのは、無意味です。

 最初からプロの指導者に任せた方が良いです(ただし、その指導者も怒っているなら論外)。

 出来ない子どもに怒るというのは、父親が自分の思い通りにいかないというワガママでしかありません。それを『子どものために』という言い訳を使って正当化しているだけです。

 そもそも、何のために子どもに教えているのでしょう?子どもが学校で恥をかかないため?奥さんに教えてと言われたから?その競技が上達してほしいから?

 

 darakeの場合は、理由は1つです。

 子どもに笑顔になってほしいからです。

 その競技を通して、満足感や充実感を得てほしいから、一緒にその競技をやります。だから、最終的に出来なくてもいいと思っています。やってみた結果、苦手だったり、合わないなら別のことで遊んだらいいと思っています。スキーをやってみて嫌いなら、無理矢理やらせる必要はないとさえ思っています。

 子どもは父親と一緒に競技したり、遊ぶことを楽しみにしているんじゃないですかね?それを怒鳴って無理矢理やらせるなんて、どうかしてるぜ!!(ブラマヨ吉田風)

まとめ

 今回の出来事は、とても腹が立ち、怒鳴られている子どもがかわいそうでした。

 もしかしたら、そのスキー親子がプロを目指し特訓していて、外部の人にはわからない絆で結ばれていたのかもしれません。だとしても、公共の場で怒鳴り散らすのは、父親としても、指導者としても失格ですね。99%以上の確率でプロ目指してないと思いますけどね!

 ちなみに、優しいおとうちゃんで有名なdarakeは、息子2人からは仕事行く時に泣かれるほど好かれていますから!(自慢)

 そして、初めてのスキーも、1時間である程度の斜面から一緒に楽しく滑れるようになったとさ。めでたしめでたし。だから、部活で時間奪われるのは、息子2人のためにもよくないことである!

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

 

 

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