授業=信頼と話術と結果|生徒は授業に何を求めているのだろう?

学習指導のこだわり

 こんにちは、darakeです。

 『子どもの感性ってハンパないって~』と日々衝撃を受けています。特に長男(5歳)は、『どうして?』が大流行しており、今日は、『どうして、虫は気持ち悪いの?』『道路や床の色は誰が決めているの?』でした。

 な、なんて難しい質問!

 あなたなら、どう答えますか?? おもしろい答え方あったら教えてください。

 今回は、3学期もスタートしたということで、生徒は授業に何を求めているのかを考えてみます。

 今回の授業とは、情報処理力を育てるための授業についてです。情報処理力については、次の記事を参考にしてください。

嫌われる授業って

 世間的に言うと、学校の勉強はおもしろくないという認識が多いでしょう。

 間違ってません。学習指導要領に従い、決められた教科書をそのまま教科書通りに授業している教師の授業は、当然つまらないでしょう。

 ただ、情報処理力を育てるためには、覚えたり、反復練習がどうしても必要になります。それを『おもしろくない』『義務教育は無駄』と切り捨ててしまう人には、何を言っても無駄なので、意見が合わないということで決着つけましょう。

 土台がないところには建物は建ちません。中学校の7~8割程度の授業は、この情報処理力を育てることに費やされます。当然この土台を作る教育には、家庭教育、習い事、部活・クラブ活動も含まれますよね。

 ただ、全部の教科、先生が嫌いだったかというと、そんなことはないでしょう?学生時代を思い出してみてください。好きだった教科や先生は1人ぐらいいたのでは?

 全くない、そんな教師はいなかったという人は、ダークサイドに落ちていた時期なのでしょう。

 darakeもいましたよ。一応その先生のおかげでこの世界に入ったようなものなので、好きな教科もありました。ただ、学校は好きではなかったですけどね!(笑

 では、好きだった授業と嫌いだった授業の差を考えてみましょう。嫌いな授業について考えると、よくわかります。嫌いだった授業とは、どんな教師による、どんな授業でしょうかね?

①生理的に好かれてない
②話がつまらない
③授業に遊びがない、マジメか!
④点数取れない

 ①は致命的なので、早く原因を探す必要ありますよね。

 外見なのか、性格なのか、接し方なのか。今まで出会った教師で、性格の暗い人、ねちねち指導する人、精神不安定な人は大体嫌われてましたね。

 『え?今キレるの?』みたいな。あと、キャラじゃないのにオラオラ系の指導してくる人もダメでしたね。

 ②はかなり重要なポイントだと思います。

 難しいことやおもしろくないことを、いかにおもしろく話したり、説明できるかは大切でしょう。

 難しいことを噛み砕いてあげて、生徒にわかる言葉にして伝えることができるかってことです!これができる教師の授業は、そこまで嫌われてないと思います。

 ③はバランスが大切です。型にはまった授業もつまらないし、雑談ばっかりして進度が遅い教師もダメです。

 絶妙な遊びが必要です。生徒が『え?こんなことやる?』『こんなやり方今までない』という方法を時折使って授業できると嫌われることはないでしょうね。

 ④は絶対に必要です!

 点数主義は否定されることもありますが、darakeは肯定派です。ある程度点数が取れるような授業を展開していたら、そこまで嫌われるようなこともないと思います。生徒にとってわかるかわからないかは、大きな問題でしょう。

変えるなら明日から

 嫌われる授業について考えてみると、やるべきことが見えてきますよね。自分の授業を振り返ってみて、嫌われる要素があったのなら、明日から変えてみましょう!

 では、具体的に何を意識したらいいか?次にまとめます。要チェックや!

・生徒から信頼されていますか?
 この先生の言うことはある程度信じることができると思われていないとダメです。そのためには、接し方も重要です。ご機嫌取りまでは必要ないですが、生徒の目線や感覚に立つことは必要です。
・複数の話し方を使い分けていますか?
 生徒の興味を引くための話し方、時にはオチをつけて笑わせる話し方、重要なことを伝える話し方、自分の体験を用いた話し方など、話術は絶対に高めておくべきですね。その中で、生徒が知っていることや興味のあることにからめて話すのは基本です。
・目に見える結果をプロデュースしてますか?
 生徒は、結果が目に見えないとやる気が出ません。ドラクエでも、いきなりボスキャラ出てきてやられたらやる気なくします。倒せそうなスライムから順番に倒していくことで、レベル上げてさらに強敵を倒していくものです。ある程度跳ぶための努力が必要なハードルを用意して、跳ばせることが重要です。跳べたら、少しずつハードル高くしていきます。跳べてもいないのにハードル高くしたらやる気が失せます。ハードル用意⇒跳ばせる⇒ちょっと高くしたハードル用意⇒跳ばせる、この反復をプロデュースして、結果を見えるようにしてあげると、やる気が継続する生徒が増えてきます!

まとめ

 自分の授業が、生徒から好かれていないと感じた時は、一度立ち止まり、偉そうな一人よがりの授業になっていないか確認してみてください。

 めちゃくちゃ勉強して、専門的な知識をもっていたとしても、生徒に伝わらなかったら意味ないんです。

 生徒の中に受け入れようとする土壌ができているのか、できてないならそれを作らないと、何を伝えても漏れていくだけです。

 訳のわからない難しいテスト作ってませんか?

 そして、点数取れないことに文句言ってませんか?

 地域やその学校の特徴があり、生徒がどのレベルを求めているかを考えてテストを作成しないと、ただやる気を失わせるだけになります。

 生徒の気持ちになって授業してますか?

 時には息抜きも必要だし、眠くなる気持ちもわかってあげましょう。お昼ご飯食べた後の授業で、難しい話ばかりしてたら、そりゃ寝ますよ!

 さぁ、卒業してから10年後、『先生の授業好きだった』(女子)と言われるようになりましょう!

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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