【今後、教師という職業は必要なのか!?】ということを考えてみた!

自己研鑽

 こんにちは、darakeです。

 アメトーク⇒本2冊の流れから試しに入会しちゃいました。(この期間、わずか1週間)

 衝撃を受けてから、行動に移すまでは超早いdarakeです!

 ただ、完全ROM専(ただ投稿記事を読むだけの人)なんですけど。少しでも、教師という仕事、自分の人生に活かすことができたらいいなと思っています。

 今回は、教師の未来について、ぼんやりと考えていることを記事にします。

今後求められる能力

 日本は成熟社会に突入し、正解のない「問い」に対して、いかに自分と他者が納得できる答えを出せるかが重要になっています。正解に向かって舗装された道を進むだけでなく、誰も通ったことのない道を進み、失敗しても修正しながらアップデートを繰り返していけるような人材が求められています。

 これは、キングコングの西野さんや教育改革実践家の藤原和博さんがさかんに言っている内容です。

 藤原さんは、「正解」がある「問い」を早く正確に答える能力を「情報処理力」、正解のない「問い」に対して、自分の知識や経験をつなげて、自分と他者が納得できる答えをつくる能力を「情報編集力」と定義しています。

 9割共感しているんですが、残りの1割が公立中学校に勤務する身として葛藤があります。darakeは、現在も「正解」がある「問い」を、早く正確に答えられるような学習を中心に進めています。その明確な理由は、前回の記事に書いたのでぜひ読んでみてください。

 できることなら、自分が担当する教科の中でも、正解のない「問い」の答えを、見つけようとする人材を育てたいと考えています(何の葛藤もなくスッキリと実行したい)。

 しかし現状では、総合的な学習の時間や道徳の時間を活用して行うのが現実的かなと思っています。

 ただ、勘違いしてはいけないのは、「情報処理力」は必ず必要だと思います。これが土台となり、さらに上積みすべき能力として、「情報編集力」を磨いていく必要があるのでしょう。「情報処理力」なくして、先には進めません!

 なので、中学校では「情報処理力」と「情報編集力」の育成は、8:2ぐらいの割合でいいのかなと考えます。高校では2:8ぐらい、大学では1:9ぐらいになってくるのではないかと予想します。

 中学校でこの割合を間違うと、「情報処理力」のないまま高校に入学してしまうので、高校で「情報編集力」が十分に育たなく、2020年度からの大学入試制度に対応できない人材になってしまう恐れがあるのかなと思います。

15年後、教師は生き残れるか

 中学校教師の仕事を細分化すると、3つの分野で構成されています。

① 担任としての仕事
② 教科担任としての仕事
③ 部活動顧問としての仕事

 おそらく、今後AIの進化によって、②の仕事は失われていくのではないかと恐れています。あくまでも、中学校の教科学習の中で「情報処理力」を育てる前提の話です。「正解」があり、その知識を与えるだけならば、ネット上に「正解」は数多くあり、オンライン上で授業動画を流しているサイトも数多くあります。

 つまり、学校に行かなくても、「正解」がある「問い」の知識を得ることが可能になっています。つい最近までは、『中学校教師は授業が上手いかどうかが重要」と言われていますが、ちょっとこれは変化しつつあるのかなと思います。

 確かに、話術があり、受け手側が退屈しないような授業を展開できる教師は生き残るでしょう。しかし、全ての教師がそうではないので、仕事を失う可能性が高い気がします。

 となると、①と③で勝負して生き残っていく方法が最善のような気がします。なぜなら、AIでは①と③の分野は難しいでしょう。

 まず①ですが、「正解」のない「問い」ばかりです。

・学級を集団として成立させるための方法は?
・友人関係のトラブルに対しての対処法は?
・いじめが発生した場合の対処法は?
・保護者からのクレームの電話への対処法は?
・行事を成功させるための方法は?

 他にもたくさんありますが、これらはAIでは対処できないと思います。当事者同士が納得できる「答え」を見つけるため日々仕事していますよね。やはり、教師はこのプロにならないといけないと思います。まさに「情報編集力」を使いながら対処しないと、マニュアル通りでは絶対に解決することはできません。

 これが教師のレアさでしょう!

 ③も同様で、集団としての規律や精神を鍛える活動です。人間力の育成とも言えるでしょう。目的・目標に向かってどのような努力が必要かを考え、実行しなければなりません。これはAIには無理でしょう。人間がもつ熱量を、AIではまだ再現できないでしょう。

 となると、部活動を必死にやっている教師も、ある意味レア化してくるのではないでしょうか。もしかしたら、ツライ思いをしながら部活動の顧問をやっている教師が報われる日も近いかもしれません。部活動については以前書いているので読んでみてください。

 つまり、教師の仕事の中でもレアなものを育てていかないと、今後、AIに仕事を奪われる可能性があるということです。『これはラクできるぜ!』と安易に考えていると、仕事が奪われ収入も減ってしまうのではないでしょうか!?

まとめ

 今回の記事は、今ぼんやりと考えていることを書いてみました。今後も考え続けるので、新たなことに気付いた時は随時更新していこうと思います。

 ぜひ、大学生や若手教師に読んでほしいなと思います。そして、柔軟な脳をもつ人たちと意見を共有したいなと思います。

 ここ最近、自分の現状に満足できていない中、たくさんの刺激を取り入れています。このブログを始めたのも、何かを変化させたいという思いです。

 自分、家族、そして教え子が幸せな人生を送るために、何が必要かを今後も考え続けたいと思います。

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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