中学校教師が春休みにやるべき8のこと|4月を乗り切るために!

自己研鑽

 こんにちは、darakeです。

 目の前のことに集中しつつも、先のことを早めに考え始めることがカッコイイと勝手に信じています。

 仕事に追われるよりも、少しでも先を歩いていたいdarakeです。

 ということで、嵐のような年度初めと4月をスムーズに乗り切るために、春休みにやっておくべき8のことについてまとめます。

 一応、優先度の高い順番にまとめていきますね。

指導要録の完成

 これは年度最後の業務なので、春休みに入る前か序盤に終わらせてしまいましょう。

 今だに手書き規制しているところもあるらしいので、なるべく早くやってしまいたい業務ですね。darakeの勤務している学校では、PC入力可となっているために、最強のコピペが使えます。

 今後の指導と外部に対する証明等に役立たせるための原簿なので、最低限整えておくべきものですが、直近の生徒全てに関わるものではないので、できるだけ効率良く作成しておきましょう。

クラス編成

 クラス替えがある学年対象の業務となります。持ち上がりであれば、この業務は必要ありません。

 新年度に向けて、春休み序盤に終わらせたい業務です。これが完成しないことには、その他の業務を進めることができません。

 1年から2年、2年から3年のクラス編成であれば、以下の記事を参考にしてください。

【より良いクラス編成のコツ教えます!】3月からの編成では遅い!?
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 新1年生の場合は、小学校との引き継ぎが必要なので、どうしても3月の終わりにならないと完成しません。引き継ぎ終了後、直ちに編成してみて、1日寝かせる期間を経て完成としましょう。

学年の方向性の確認、役割分担

 学年を引っ張ることができるポジションにいるならば、クラス編成終了後に取り組むべき業務です。若手の方ならば、学年の先輩たちが早くこの業務を進めているかどうかチェックしてください。

 主任であれば、3月終わりにはある程度の構想が終わっており、新たに学年に入ってくる教師が着任次第、すぐに打ち合わせすべきです。

 新学年に向けて、どういう力を身につけさせたいのかどういう共通理解のもとで仕事をするのか等、学年内で確認しておきたいものです。

 役割分担については、過度な負担が一人の教師にかかっていないか異動してきた教師に負担がかからないか若手の成長につながる業務を与えているか等を考慮して分担すべきです。

 もし、そうなっていない役割分担であれば、やり直す必要があるかもしれません。

4月1~2週の流れ

 新年度スタート、1~2週目までの流れまでは、春休み中に確認しておきましょう。

 この業務は、4月に入ってからの打ち合わせになりますが、主任の方であれば3月終わりまでには仕上げておくべき業務となります。darakeはやっています。

 先のことを見通しておくことで、効率よく進めることができるし、突発的な問題が起きても、慌てることなく軌道修正が可能になります。

 新年度スタートには、黄金の3日間が含まれるので、失敗は許されません!

 黄金の3日間については、以下の記事を参考にしてみてください。

勝率100%!学級経営は黄金の3日間が勝負!|崩壊には理由がある!
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学級設営(その準備)

 学級設営は、基本4月に入ってからの業務となります。

 始業式直前にやることになりますが、ある程度担任が設営する場合と、クラス開きしてから生徒主導で設営する場合があります。

 担任主導で掲示物を作成して設営するのであれば、準備は3月終わりから始め、実際の設営は始業式直前に行うのがベターです。最近darakeはこのパターンが多いです。

 生徒主導で行う場合であれば、春休み中にはあまりやるべきことはありません。どれぐらい生徒に任せるかにもよりますが、どの掲示物が必要で、どこに掲示するのかの構想ぐらいは必要かもしれません。

 過去に、学級設営を生徒主導でやらせたことがありますが、構想は担任が考え、実際の掲示物作成を生徒にやらせたのですが、雑になる場合があったので最近はやっていません。

 これについては、担任のこだわりによるのかなと思います。

 ただし、清掃用具、給食に関わる用具、教室に設置しておいた方が便利なもの等は、早めに準備しておきましょう。3月中にでもできる業務です。

学年・学級通信の作成

 新年度に発行する通信の作成は、春休み中から進めておきたい業務です。

 できれば1~2週分程度は作成しておくと、後でラクになるでしょう。

 学級通信のタイトルを毎年変更する教師と、ずっと同じ教師がいます。darakeは後者です。これも担任としてのこだわりです。

 darakeは、自分の好きな言葉、生徒に伝えたい思いを含んだタイトルにしています。これは、自分の幹となる部分なので、何年たっても変わらないだろうと思い設定しました。現在10年以上使っていますが、変える予定はありません。

校務分掌の業務

 校務分掌とは、教務、生徒指導、保体、研修などに分類されており、学年に関わらず各教師で分担します。

 この名称や種類は、学校ごとに異なります。若干名前が違っていたり、細分化している程度です。

 この業務については、自分が何を担当しているかで、全く業務内容が異なります。例えば、教務の中核を担うのであれば、春休みはめちゃくちゃ忙しいと思います。

 そのため、校務分掌については今まで挙げた業務と並行して取り組むべきです。ちなみに、今年度darakeは、教務の中でも学校祭担当だったので春休みは暇でした。7月~9月はその分忙しかったです。

4月の授業準備

 授業準備は、教師たるもの当たり前の業務です。

 ただ、普段落ち着いて教材研究できないのも事実なので、この春休みにじっくりと取り組むことが大切です。なので、この業務についても、今まで挙げた業務と並行して取り組むべきです。

 darakeの場合、4月の授業分くらいは教材研究しておきます。とはいっても過去の蓄えがあるので、それほど長時間はかかりません。

 若手の方で、かつ初めて教える学年であれば、教材研究に多くの時間はかかるでしょうね。

 でも、5月分は準備しません。というのも、あまり早く準備しすぎると忘れます。オヤジなんで。しかも、授業する直前に準備した方がイメージを描きやすく、効率良いかなと考えます。4月分は準備しておいて、新年度スタートしてからどんどん追加していくようなイメージです。

まとめ

 毎年の春休みのdarakeの業務をまとめました。

 夏、冬休みと違って、業務内容が膨大なんです。それは、やはり新年度スタートが控えていて、きちんと準備をしてスタートさせないと、大ダメージをくらう結果になりかねないからです。

 妻や子どもたちからは、『春休みなのに、通常の勤務日より働いているね』とチクリと言われるぐらいです。

 darakeの考えとしては、春休みに膨大な業務をしようと、結果として、後でラクできるのであればやります!!

 実際、もうすぐ春休みなので、記事にしていないことでも、自分で仕事をしていて気づいたことがあれば更新していきますね。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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