これからの教師のあるべき姿|今よりもさらに専門性を高めるべき!

自己研鑽

 こんにちは、darakeです。

 今回の記事は、今後の教師のあるべき姿についてまとめています。

 公教育を取り巻く環境は一向に良くなりませんね。部活動問題、長時間労働問題、不登校問題など、話題は尽きません。

 これから教師を目指す人も、なったばかりの人も、そろそろやめようかと思っている人も一緒になって、今後の教師のあるべき姿を考えてみましょう。

より明確な業務を!

 この先10年で、個別対応が今よりさらに求められる時代になるでしょう。全員が同じ時間に、同じ速度で、同じ学びをすることが限界だということに気付いている人はたくさんいます。

 しかし、制度上の問題や財源の問題から、そのことに目をそらしている状況だと思います。

 現在の30人学級、一斉授業の形態は、大改革でもしない限り、なかなか変わらないと思います。諦めているわけではないですが、すぐにどうにかなる問題ではないということです。

 しかし、制度や教師の数を言い訳にして、自分磨きをさぼっていると、これから訪れるかもしれない大改革の時には完全に乗り遅れるでしょう。

 AIは、かなりのスピードで進化しています。すでに会計はAIに任せた店も数多くあります。接客もAIに任せようという試みも行われています。

 そんな中、今の公教育の中で行われている業務で、何を重視すべきなのでしょう?今後、公立の教師に求められる役割は何でしょうか?

 今よりもさらに業務を細分化して、専門性を高めることが必要でしょう。

より専門的な教師へ

 中学校教師の業務は、専門性がありそうで、実は多種多様です。

 数学や英語を教えること、道徳性を育むこと、人間関係を円滑にする力を育てること、進路の相談に乗ること、(過剰な保護者への対応)、(部活動の指導)などです。

 細かいことを挙げるとキリがありません。次の記事も読んでくれるとうれしいです。

 ※( )にしてある業務は、本当にやるべき業務なのか疑問を感じているので、( )にしています。

 これだけ多くの業務を1人の教師が抱え、全て完璧にすることは不可能に近いでしょうね。

 特にこれからの時代は、生徒や保護者のニーズは多種多様になります。それら全てに応じるということは、教師の数がさらに減ることを意味します。

 ならば、英単語を覚えさせたり、歴史の出来事を教える、教科経営の業務は動画にお任せする。過剰な保護者の対応は、スクールカウンセラーにお任せする。部活指導は、地域の人や保護者にお任せする(やりたい教師は希望制)。

 残った業務は、生きていくのに必要なスキルの育成やどうやって今後生きていくのかを共に考え、プランニングすること。

 具体的には、

・コミュニケーショ能力を育てる
・社会の仕組み、お金の話を具体的に教える
・生きる喜びを実感させる
・どうすれば幸せに生きられるかを共に考え、計画する

 これらを専門にできる教師って素敵じゃないですか?

 AIにはできないですよ!一言でコミュニケーショといっても、中学生にはいろんな悩みありますよ。友人とのトラブル、グループ間のトラブル、差別、恋愛のトラブル、悩みなど、これらは正解がないから、プログラミングでは導き出すのは不可能ですよ。

 人の悩みは、人が相談に乗り、共に考え納得解を導き出していく方がいいと思います!

まとめ

 業務を細分化して、それぞれの専門性を高めるという考え方はアリだと考えます。

 『何でもやります・できます』から卒業するべき時なのかなと思います。教師はブラックと言われている今、本当にやるべき業務に特化することが大切なのではないでしょうか。

 『教師なんていらない』と言われないよう、自分をいかにレアにしておけるかが重要でしょうね。

 10年後に自分が教師を続けているかどうかは別にして、その他大勢の1人ではなく、darakeでなくてはダメだと求められる人になりたいと思います。

 そのためには、社会の仕組み、お金の話を具体的に教えられる教師というのは魅力と需要がありそうですね。なぜなら、今まで全く教えようとしてこなかった分野だからです。

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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