人間力についてのまとめ。今求められている人間力について知ろう!(第一弾)

後輩に向けて

 こんにちは、darakeです。

 今回の記事は、人間力についてまとめた第一弾です。何らかしらの成功を収めている人がもっている力ですが、明確な定義はまだありません。

 なので、まず自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしてまとめています。

 darakeが考える人間力は、全部で7項目あります。

 第一弾は次の3項目についてまとめます。教育に関わる人間の観点から、ぜひ次の3項目は子どもたちに身につけさせたいと思います!

  1. 他者の立場になって考える
  2. 常にNo.1、ONLY ONEを目指す
  3. 疑問を探求する意欲

他者の立場になって考える

 自分の子どもたちには、他者の立場になって考えることができる人になってほしいと思っています。

 他者目線で物事を考えることはとても重要で、当たり前だけども出来ていない人の方が多いかもしれません。多くの人が自分勝手な言動をしてしまいがちで、結果プラスに働きません。

 相手がどう考えているのか・相手がどう思っているのかを、常に頭に置きながら発言や行動できる人になってほしいです。

 ただ、空気を読みすぎて個性を消せと言っているわけではありません(次の項にも関係あり)。

 これに関連する要素として、次の4つ挙げます。

周りから可愛がられる

 周りの人から可愛がられることって、貴重な能力だと思います。

 常に輪の中にいて、ミスをしてもなぜか許され、遊びや食事に誘われることが多い人っていますよね?

 こういう人は、人の懐に入るのが上手なのかなと思います。そしてパーソナルスペースを見極めるのも上手だと思います。

 グイグイ入って行き過ぎも嫌われるし、入らないと可愛がってもらえないし。

 相手を見て絶妙なバランスで他者と関わることができる能力は、人と関係を築く上で大切な力です。

人に優しくできる

 誰が何と言おうと、絶対に必要な力でしょ!

 自分のパートナーに求める第一位では?

 頭でわかっていても、自分本位になりがちなのが人間です。そんな中でも他者の立場になって考え、人に優しくできるようになると、信用を貯めることができるでしょう。

 優しいというのは、考え方、言葉、行動が三つ合わさってのことを指します。

 ぜひ、自分の子どもたちには身につけてもらいたい力の一つです。

気が合う大切な人を裏切らない

 タイトルで誤解してほしくないですが、気が合わない人は裏切ってもいいというわけではなく、自分の大切な人を絶対に裏切るなということです。

 人間には好き嫌いが当然あり、それを無視して全ての人を大切に思うことは、偽善に聞こえてしまいあまり好きな考え方ではありません。

 まずは気が合う大切な人を裏切らないことを貫くことで、人としての信用が貯まるのではないでしょうか。

 これも、他者に寄り添い、他者の考えていることを想像しなければ実行できない、大切な力です。

支えられていることへの感謝

 一人の力だけで生きているという考え方は,驕り以外の何物でもないと思っています。必ず誰しもが,自分の周りの人に支えられて生きているはずです。

 そのことに気づき,感謝して日々生活することは非常に大事です。

 決して特別な行為を求めているわけではなく,誰かのおかげで生きている・誰かによって支えられているという感覚を誰もがもっていると,相互に優しい気持ちになれますよね。

 人は一人では生きられない,この当たり前のことを忘れずに,子どもたちには生活してもらいです。

常にNo.1、ONLY ONEを目指す

 「世界に一つだけの花」by SMAPの歌詞に反するようですが,子どもたちにはどの分野でもいいので,まずNo.1を目指してほしいと思います。

 1番を取ることは簡単ではありませんので,それを達成した時にはきっと貴重な財産として自分の中に残ります。

 最初から1番を目指さない,「みんな平等」の考えはあまり好きではありません。

 1番を目指し,その成功はもちろん,敗北や挫折の過程でもONLY ONEの何かを見つけることは可能だと思います。

 常にNo.1、ONLY ONEを目指すことで,周りから求められる希少な人材へと成長できると信じています。

 これに関連する要素として、次の4つ挙げます。

自分の考えを主張できる

 日本人はこの力が弱い人が多く、国際的に劣っている部分かもしれません。

 その原因は主に自信がなくて、自分を主張できないからです。さらに、正解主義による弊害だと思われます。

 常に正解が求められ、不正解を言うと恥ずかしいと感じてしまいます。だから、正解である自信がないと発言できない人が多いのです。

 近年求められているのが、「根拠のない自信」です。

 『何となく出来ると思う』
 『根拠はないけど成功すると思う』

 これぐらいの図太さがあっていいのではないかと思います。だから、親としても教師としても正解主義に捉われずに、子どもたちの「根拠のない自信」を潰さないようにしたいと思っています。

 世間の常識や親の考えの範囲内で、在り来たりな正解ばかり求め過ぎないように常日頃意識しています。

 どのような環境にいても、誰に対しても、自分の考えを主張できる力は大切です!

 サッカーの本田圭佑選手のようなビッグマウス(あえて口に出しているそうですが)は、これからの時代必要ではないでしょうか。

負けを嫌わない

 前項に関連してきますが、負けることよりも勝つことの方が誰しも望みます。

 けれども、負けることを嫌わないでほしいと思っています。

 ずっと勝ち続けられる人生なんてないだろうし、ずっと勝ち続けている人にはストーリーがついてきません。ストーリーがないと周りは応援してくれません。

 ずっと勝ち続けている孫悟空(カカロット)に魅力はありません。ずっと勝ち続けているルフィに魅力はありません。

 一度負けを味わい、そこから這い上がるストーリーに周りは心動かされ、応援したくなるのです。

 そして、負けを知らない人は負けた人の気持ちがわかりません。

 チャレンジと負けを繰り返して、人は強くなっていきます。その強くなる過程を、親や大人が奪ってしまうのはよくないことでしょう。

 世のデキる人たちは、先を見通してあえて一度負け、より大きな勝利を得るという戦略を立てることができます。ぜひ見習いたいですね。

疑問を探求する意欲

 どんな些細なことでも疑問をそのままにしない力は、とても重要です。

 答えを見つけることを、急ぎすぎる人が多くいます(darakeもその一人)。けれども、疑問や課題をじっくり探求できる人が、この先の希少な人材になり得るだろうと思っています。

 「わからないこと」を「わかろうとする」意欲は、学びの原点です。

 うちの子どもたちは、よく素朴な疑問をdarakeにぶつけてきます。

 例えば、

 『誰が最初の人を産んだの?』
 『家と自然ってどっちが多いの?』
 『雪はどこから汚いの?』

 訳わからないのも多々あり、適当に対処したり、その場しのぎの答えを教えがちですが、そこはグッと我慢して一緒に考えるように心がけています(忙しい時は忍耐が必要)。

 これに関連する要素として、次の4つ挙げます。

情報を常に探す

 ここでいう情報とは、自分と周りが笑顔になるような有益な情報です。ネットに大量に流れている芸能人の不祥事情報や、誰かを誹謗中傷する情報は必要ありません。

 知らないことで不利益を被っていることが、世の中にたくさんあります。そして時代の変化に乗り遅れないように、アンテナを常に張っておくことはとても大切です。

 ただ、全ての情報を網羅することなんて不可能であり、意味はありません。自分が知らないことを知っておく(無知の知)ということも必要です。

 探さない人・求めない人には情報は集まりません。子どもたちには、自分と周りが笑顔になるような有益な情報を、積極的に探そうとしてほしいと思っています。

常に本を読む

 当たり前過ぎて、特別言うことはないですね。ただ、読書の習慣は必要です。

 前項にも関連して、本からは情報・知識を得ることができます。子どもたちには、自分で本を探せる人になってほしいです。

 最初から、誰かにおススメを聞くような人にはなってほしくないですね。

人の話を傾聴できる

 この能力は、とても重要だと思っています。

 傾聴とは、熱心に聞くという意味です。これは、きちんと自分の中にインプットするということです。

 誰の、どんな話でも傾聴できるようになるとすばらしいなと思います。成長してくるにつれて、先入観や経験によって勝手に自分でフィルターをかけてしまいがちです(話を聞く前に取捨選択してしまう)。

 でも、それではもったいないですね。勝手に必要ないと判断して、話を聞く前から捨ててしまっては、重要な情報を逃してしまうかもしれません。

 熱心に聞き、情報を取捨選択して、良質なインプットをする。年齢・学歴問わず優秀な人の話は、最高の宝です。

 傾聴力は、ぜひ子どもたちに身につけてもらいたい力です。

物事を異なる側面・立場から見る

 ある物事を一側面・一立場からしか見れないようでは、人としての器が小さくなってしまいます。

 子どもたちには常に探求し続けてもらいたいので、一側面・一立場からの思考で終わることなく、様々な側面・様々な立場になって考えられるようになってもらいです。

 物事を上下左右、斜めから見ることができるように、物事を自分・他者・第三者の立場から見ることができるようになることが重要です。

 習慣づけのためには訓練が必要で、親や大人が質問を投げかけながら気づかせてあげるべきです。

 日常の些細な場面から、良質な質問によって異なる側面・立場で見られるように習慣づけてあげましょう。

第一弾のまとめ

 今回は、人間力についてまとめた記事の第一弾です。

 darakeが考える、子どもたちに身につけてもらいたい人間力7項目のうち、3項目についてまとめました。

1他者の立場になって考える
 ・周りから可愛がられる
 ・人に優しくできる
 ・気が合う大切な人を裏切らない
 ・支えられていることへ感謝する
2常にNo.1、ONLY ONEを目指す
 ・自分の考えを主張できる
 ・負けを嫌わない
3疑問を探求する意欲
 ・情報を常に探す
 ・常に本を読む
 ・人の話を傾聴できる
 ・物事を異なる側面・立場から見る

 人間力という言葉には、まだ明確な定義はないので、勝手に自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしました。

 続きは第二弾で! 人間力7項目をまとめたものはコチラ↓

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 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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