こんにちは、darakeです。
今回の記事は、人間力についてまとめた第三弾です。何らかしらの成功を収めている人がもっている力ですが、明確な定義はまだありません。
なので、まず自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしてまとめています。
darakeが考える人間力は、全部で7項目あります。第一弾(3項目)はコチラ↓
第二弾(2項目)はコチラ↓
第三弾は次の2項目についてまとめます。教育に関わる人間の観点から、ぜひ次の2項目は子どもたちに身につけさせたいと思います!
- 複数のことに興味をもつ
- すぐに諦めない粘り強さ
複数のことに興味をもつ
若い時に興味のあることを多く見つけ、何にでも挑戦できるようになってほしいです。
特に一つのことに限定せずに、『やってみたい』『挑戦したい』を最優先させることが大切です。
やってみて自分に合わないと感じたら、別のことにチェンジすることを否定しません。自分に合う・合わないを把握しておくことが大切です。
自分に合うと思ったことには、とにかく夢中になってやることが必要です。そして夢中になれることを、複数もってほしいと思います。
子どもたちの将来を考えると、フツウが一番おもしろくなくて、安定した収入を得られる(今後そんな職業があるかどうかは不明)からといって、興味がなくて夢中になれない仕事に就くのはおススメしません。
人生100年時代に突入し、「働く」ということの定義も変わりつつあります。我慢して働き続けて定年を迎え、退職金で老後を暮らすモデルは過去のものです。
ある職で定年を迎えた後も、働き続けなければいけない時代になります。
もっというと定年まで待つ必要なんてなくて、複数の興味あることがあれば、それらをかけもちしながら同時進行で働くモデルもありでしょう。
働く=我慢としてしまうと、長い人生を働きながら生きていくことは苦痛になるでしょう。
そうならないための準備として、子どもの時から様々な分野に興味をもち、夢中になっておくことは必要だと思っています。
その道を示してあげるのが、保護者や大人の務めでしょう。
これに関連する要素として、次の3つ挙げます。
遊びを楽しむ
『ゲームばかりしてないで勉強しなさい』
『youtubeばかり見てないで勉強しなさい』
これは親が子どもに言う言葉で、上位にランクインするでしょう。
勉強は大切なことに間違いはないですが、勉強の定義を広げて考えないと、試験で点数を取るためだけの勉強だけしていればよい時代ではなくなっています。
ゲームばかりしていた子どもが賞金を稼いだり、youtubeばかり見ていた子どもが動画をアップして広告収入を稼いだり(近年かなり稼ぐのはキツくなっている)、今までダメと言われたことを突き詰めれば生きていける時代になりました。
保護者や大人が、今までの常識をアップデートしないで教育をすると、その子どもたちの不利益にもなる可能性があります。
『勉強なんかしないで遊んでろ!』とまでは言うつもりはありませんが、人生において遊ぶ時間を確保することは必要で、特に若いうちはたっぷり遊んでおくべきです。
遊びの中で人間関係を学んだり、将来において役立つスキルを身につけることはよくあることです。特に与えられた遊びではなく、自分で見つけた遊びが重要です。
darakeの経験として、今まで教育実習生を数多く担当させてもらいましたが、遊びと学習のバランスが絶妙な実習生の方が魅力ある人に育っていることが多いです。
子どもたちには、遊びを本気で楽しめる人になってほしいと思います。働くことと同じくらい、遊びを大切にできている人は素敵です。
計画よりもまずは行動する
最初に誤解のないように、計画はいらないのではなく、足止めをくらうなと言っています。
ここで伝えたいことは、とにかくやってみる・行動することの重要性です。
PDCAのDo(実行)の部分です。
ただ、PDCAはもはや時代遅れとまでいわれています。P(計画)からD(実行)への遅さ、C(評価)のネガティブさが時代に合わなくなってきているようです。
今はFFAプロセス(「フィードフォワード」→「アクション」)が主流のようです。
人は、まずゴールを設定すれば前向きに実行あるのみで、実行しながら脳が無意識に振り返ってくれるそうです。
そして改善点に気付き、修正しながらゴールを目指せるというものです。これは脳科学的にもポジティブで未来志向の考え方だそうです。
難しいことはわかりませんが、FFAの方が行動ありきなので好きです。
やりたいと思ったことは、とにかく始めろよ!ってことですね。
やってみてからじゃないとわからないこともあるし、机上で計画してうだうだ悩んで、結局やらないなんてもったいないわけです。
やらないで後悔よりも、やってから後悔。これは素敵な言葉です。
このやってみる勇気や実行力は、ぜひ子どもたちには身につけてもらいたい力です。
だから保護者や大人は、行動⇒失敗を許容する度量の広さをもたなければいけませんね。
好きなこと・興味があることへの努力
最初にも言いましたが、様々な分野に興味をもち、夢中になっておくことは若いうちから必要です。
ただ、夢中になるということには、必ずそこに努力という概念も関わってきます。何かに夢中になっている人は、努力しているという感覚がありません。
興味があり夢中になっているので、時間を忘れて取り組んでいるはずです。しかし、周りから見ると圧倒的に時間と熱量をかけた「努力」に他なりません。
成功している人のインタビューで、『努力はしていない、楽しんでやっただけ!』なんて表の言葉に惑わされちゃいけません。努力してない成功者なんていません。
それに捧げた時間と熱量を、努力と呼ぶかそうではないかの違いです。
努力は絶対に必要です。
子どもたちには、自分が努力しているという感覚がないくらいに、楽しめて夢中になれる何かを見つけてほしいものです。
すぐに諦めない粘り強さ
自分に合い、やると決めたことには粘り強く取り組めるようになることが大切です。
様々なことに興味をもち、やってみようと実行したのなら、自分が納得するまでやめない人になってほしいです。
やめる理由は人それぞれですが、「自分の納得」という理由が重要で、他者からの指示や批判を理由にせず、あくまでも自分が納得するまで続けることを貫いてほしいです。
やると決めたことをやり抜く強さは、これからの時代に必要になってくるでしょう。
これに関連する要素として、次の1つ挙げます。
任されたことへの責任
家事でも仕事でも、自分が任されたのであれば、責任というものを背負います
任されたことを受けたのであれば、責任をもってやり遂げなければなりません。
受けたにも関わらず、放置したり、適当な取組だった場合は信用を失います。言い訳なんてもってのほかです。
出来もしないことを軽はずみに受けることを、darakeは肯定的には捉えません。時には断る勇気だって必要です。
もし断れずに受けたのであれば、その責任を全うする取組が必要です。
子どもだからといって、そこを甘やかすのはいけません。保護者や大人は、任せる時にはじっくり対話が必要です。
出来そうなのか、まだ無理なのか、じっくりと考える時間を与えるべきです。
子どもがじっくり考えた上で受けたのであれば、責任を背負ったことになるので、中途半端なことを許してはいけません。
受けたのならやり遂げる、これがまず大切です。
さらにこれからは、受けたからには結果を出すということも重要です。
やり遂げることは最低条件で、最高の結果を出すことで周りからの信用を貯めることができます。
出来ないことは受けない、受けたのならば責任をもってやり遂げて結果を出す。この考えを子どもたちには伝えたいです。
第三弾のまとめ
今回は、人間力についてまとめた記事の第三弾です。
darakeが考える、子どもたちに身につけてもらいたい人間力7項目のうち、2項目についてまとめました。
・遊びを楽しむ
・計画よりもまずは行動する
・好きなこと・興味があることへの努力
2すぐに諦めない粘り強さ
・任されたことへの責任
第一弾から第三弾にわたり、人間力について考えてみました。
人間力という言葉には、まだ明確な定義はないので、勝手に自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしました。
自分でも追い求めていきたいし、人生の後輩たち(子どもたち含む)に言葉と背中で伝えていきたいと思います。
人間力7項目をまとめたものはコチラ↓
“人間力7項目” をダウンロード 124364d15bfb7979c2e710f831e1d6be.jpg – 749 回のダウンロード – 108.79 KB今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
コメント