こんにちは、darakeです。
今回の記事は、人間力についてまとめた第二弾です。何らかしらの成功を収めている人がもっている力ですが、明確な定義はまだありません。
なので、まず自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしてまとめています。
darakeが考える人間力は、全部で7項目あります。第一弾(3項目)はコチラ↓
第二弾は次の2項目についてまとめます。教育に関わる人間の観点から、ぜひ次の2項目は子どもたちに身につけさせたいと思います!
- 先をイメージする
- 失敗からの切り替え
先をイメージする
先をイメージする力というと漠然とした表現になってしまいますが、目先のことはもちろん、将来を具体的に想像し、創造する力を指します。
希少な人材になるためには、最も必要な力になるでしょう。
この大前提は、目の前の現実を真剣に生きるということです。「今」に真剣になれずに将来ばかり考えているのは、ただの夢想家で終わります。
必要なのは、思い描いた将来のイメージに対して、あらゆる努力と手段を使って現状を変化させられる力でしょう。
これに関連する要素として、次の4つ挙げます。
状況判断できる
状況判断とは、その場その時に何をすべきか、を的確に判断する力です。
流れを読むに似ているかもしれませんが、空気を読むとは異なります。すべてを周りに従い、個性を消せというわけではありません。
自由とわがままを混同するのは危険な考えで、darakeは状況判断した上での自由という考え方が好きです。
子どもたちには、常に何をする時間なのか、どういう場面なのかを判断しながら、行動を使い分けられる人になってほしいと思っています。
緊張と緩和、メリハリというように、本気で集中する時と完全リラックスする時を、使い分けて生きていけるようになってほしいです。それを見極める力が状況判断です。
気が合う人に投資できる
以前書いた記事の中の文書を引用します。その時の記事はコチラ↓
自分の利益だけでなく、他者を優先できる人は強いです。
他者に資金、労働力、自分の時間を与えられる人をgiverといいますが、giverの人は2種類に分かれます。
- 見返りを求めずに無償で他者に与えられる、善人といわれる優しい人
- 長期的に考えて他者に投資できる人で、見返りは求めつつ他者に与えることができる人
どちらのタイプでもgiverになり得ますが、特に後者のような投資ができる人を目指してほしいと思います。
当然、前者のような見返りを求めず無償で与えられるようになるに越したことはありません。けれども、まずは自分と気が合う人に投資できるようになれればいいのかなと思います。これも簡単なことではありません。
多くの人がtaker(自分が与えた量よりも利益を求める)であろうとします。そして、私たちは投資することでのリスクを極端に恐れています。与えたことで損をすることを嫌います。
しかし、これからの時代は長期的に考え、目先の損があったとしてもgiveを続けましょう。そうすることでgiverとなり、信用を貯めることが可能となります。
子どもたちには、takerよりもgiverになることを望みます。そのためには、自分の背中で見せなければいけないと考えています。
情報編集力が高い
情報編集力とは、藤原和博さんが提唱している考え方です。とってもわかりやすく書かれた本がコチラ↓
現代は成熟社会となり、正解がない問題の方が多くなってきています。なので、予め用意された答えを早く正確に答えることよりも、仮説を立てる力が重要となってきています。
つまり、自分のもっている技術、知識、経験の全てを組み合わせて、自分オリジナルの答えを編集していく力が求められています。
藤原さんはこの力のことを、レゴブロック型と表現しています。見本があるジグソーパズルの完成ではなく、手持ちのブロックを組み合わせてオリジナルの作品を完成させること。
そこには既存の常識を疑う、柔軟な想像力と創造性が必要になってくるわけです。
当然、この考えにdarakeは大賛成なので、子どもたちにも身につけさせたいと思っています。
時代の変化・進化を楽しむ
ここ数十年、時代の変化・進化が急速です。
ある程度の平和と生活水準が維持されたことで、モノの進化は著しいです。
情報機器がポケベル⇒PHS⇒ガラ携⇒スマホ・タブレットと進化したと思ったら、AI、VR、AR、ブロックチェーンなど、暗号にしか聞こえない人たちも数多くいるでしょう。
様々なサービスも開発され、Twitter、Facebook、YouTube、オンラインサロン、クラウドファンディング、UberEATSなど、もはや時代の変化についていけずに、批判する世代も出ているくらいです。
このように、時代の変化・進化に対して、興味・関心をもっておくことは大切だと思います。人は自分がわからないものを批判・否定しがちな生き物なので、そうならないようにしたいものです。
実際に使う・使わないは置いておき、知っておくことは重要だと思います。自分自身もアンテナを広げながら、興味のあるものは積極的に関わってみるようにしています。
子どもたちには、『昔は良かった』と過去を懐かしむだけではなく、常に時代の変化・進化を楽しむことができるようになってもらいたいです。
失敗からの切り替え
ストレス社会を生きていく上で、結構重要な力だと思っています。
今までの日本の教育は、失敗に対して厳しくて、失敗しないように育てられてきました。これは家庭教育も学校教育も同じで、失敗への耐性が強くありません。
けれども社会が変化して、正解がない時代を生きていくためには、仮説ー検証を早いスパンで繰り返すことが求められます。
一度の失敗でへこんでいては、生き抜いていけない時代に突入です。ぜひとも、子どもたちには失敗から切り替える力を身につけてほしいです。
これに関連する要素として、次の3つ挙げます。
失敗をポジティブに変換
失敗を失敗で終わらせない考え方です。
エジソンの名言ですね。
失敗じゃない。うまくいかない方法がひとつわかった”成功”なんだ。
自分の考え方の問題で、失敗をネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかです。絶対後者の方が前向きです。
数多く失敗したとしても、その都度ポジティブに変換し続けていれば、きっとその失敗は自分の貴重な財産となるでしょう。
ここのポイントは、失敗して立ち止まらないということです。
子どもたちには、他者の批判を気にすることなく、失敗をポジティブに変換できる人を目指してほしいと思っています。
失敗を改善する力
前項にも関わりますが、失敗をポジティブに変換しても、そこで立ち止まると何も変わりません。
失敗をポジティブに変換し、そこから改善していかなければいけません。同じ失敗を繰り返すのは、あまり好ましくありません。
改善するためには、失敗した原因を分析しなければいけません。ポジティブに変換しつつも、上手くいかなった原因を探る必要があります。
親や大人は、この部分をもっと教えてあげないといけないと思っています。失敗を責めがちなんですが、なぜ失敗してしまったのかを、自分で振り返らせることがとても重要です。
子どもの失敗に対して、いちいちイライラしない自分と環境を整えたいものです。
適当さ
自分をdarakeと名乗っているぐらいなので、人よりも適当さをもち合わせた人間だと認識しています。
この適当さというのは、ストレス社会を生き抜くポイントだと思っていて、自分がストレスを抱えそうな時に、素早く降ろすための特殊能力です。
決して、全てを適当にしているわけではありません・・・。
重圧に苦しんだり、人間関係で悩んだり、思い通りに物事が進まなかったり、様々な場面でストレスを抱えそうになります。そんな時に、この適当さが効力を発揮します。
『何とかなる』『大丈夫』『ま、いっか』『寝れば明日になる』『とりあえずやるか』
実は失敗から切り替えるための土台は、この適当さだと信じているので、子どもたちには身につけてもらいたいのです。ただ、どう伝えていいのか難しくて悩んでいる最中です。
第二弾のまとめ
今回は、人間力についてまとめた記事の第二弾です。
darakeが考える、子どもたちに身につけてもらいたい人間力7項目のうち、2項目についてまとめました。
・状況判断できる
・気が合う人に投資できる
・情報編集力が高い
・時代の変化・進化を楽しむ
2失敗からの切り替え
・失敗をポジティブに変換
・失敗を改善する力
・適当さ
人間力という言葉には、まだ明確な定義はないので、勝手に自分の子どもと自分が関わる生徒に身につけてもらいたい力をイメージしました。
続きは第三弾で! 人間力7項目をまとめたものはコチラ↓
“人間力7項目” をダウンロード 124364d15bfb7979c2e710f831e1d6be.jpg – 762 回のダウンロード – 108.79 KB今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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