教育は信頼が何よりも重要!その指導では失敗します!|部活指導の失敗談

部活動関連

 こんにちは、darakeです。

 この記事では、私の失敗談を通して、いかに教育には信頼関係が大切かを伝えています。『信頼関係がないままの指導は失敗しますよ!』という内容です。

 具体的な内容は次の2点です。

  1. 信頼を得るには、自分の役割を明確にすることが重要
  2. 教育には信頼関係が重要!失敗から学ぶ

信頼を得るには役割の把握から

 部活経営において、顧問なのか副顧問かで立ち位置が異なります。これを間違うと、大変なことになります。

 基本的な顧問と副顧問の役割は次のようになります。

≪顧問の役割≫
①部の方向性の決定
 どんな目的で取り組み、何を目標として活動するのかを決めます。
②練習計画の作成
 目的・目標に即した練習を計画します。
③生徒の掌握
 ある規律をもとに、部員を統括します。
≪副顧問の役割≫
①顧問のサポート
 顧問の手が届かない仕事を請け負います。
②生徒のサポート
 顧問から指導された生徒のサポートをします。

 実際は、顧問と副顧問が、その競技の経験者かどうかによっても異なります。darakeが失敗した時は、両方とも経験者という場合でした。darakeが副顧問という立ち位置でした。

 そのため、顧問のサポートに徹することが求められていました。生徒もその感覚でいたと思いますが、そこに気付いていなかったためにすれ違いが起こりました。

信頼関係がない教育は失敗する

 20代前半の頃、初めての部活指導をすることになり、意気揚々とグラウンドに顔を出しました。小学3年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人と続けていたので、プレーにはある程度自信がありました。

 部活が始まり、指導する側というよりは、生徒と共にプレーをするという役割で参加しました。ここでやらかしました!

 生徒相手に本気でやり、徹底的に打ち負かしました!

 これは、絶対に悪いということではなく、時には、生徒から尊敬の対象になる可能性もあるでしょう。しかし、darakeの場合はそうなりませんでした。どうなったかというと・・・

 3年生から総スカン!

 完全に嫌われました。それ以降、明らかに態度には出してくるし、話も聞いているようで聞いていない状態でした。試合に負けて、7月に引退になったおかげで関係はなくなりましたが、あの時の3か月間は辛かった覚えがあります。ましてや、なぜ失敗したのかもあまり理解していなかった気がします。

 失敗した理由を分析すると、

①3年生が顧問の先生を尊敬していた。
②3年生とは授業も学年も関わりなかった。
③最初の印象が最悪だった。

 ①について、当日の部活状況をきちんと把握していれば、失敗していなかったはずです。darakeが着任するまでは、顧問の先生が実質1人で指導をしていました。そのため、生徒はその顧問の指導が絶対だったんです。それなのに、大学出たての若造がノリノリで乗り込んできて、好き勝手にプレーして、偉そうにアドバイスしてきた(生徒目線)わけです。

 完全に自分の立ち位置を間違えた結果です。様子を見て、大人しくサポート役から入っていればあんなことにはならなかったでしょう。

 ②、③について、darakeは1年の副担任だったので、学年でも授業でも関わりがありませんでした。ハッキリ言って信頼関係が全くない状態でした。それなのに、信頼関係を築く前に、いきなりプレーでボコボコにして彼らのプライドを傷つけたというわけです。尊敬どころか、最初の印象は最悪だったでしょう。

 3年生が引退した後の新チームは、darakeが顧問をすることになりました。幸い1,2年生との関係は良く、順調に活動できましたが、引退した3年生が部に顔を出すことは1度もありませんでした。よっぽどムカついていたんだろうなと思います。

 あの失敗以来、異動先で最初に部活指導をする時は、3年生に細心の注意を払うようになりました。どんな状況なのか、何を望んでいるのかを考え、信頼関係をきちんと築くようになりました。3年生のプライドを傷つけないようなアプローチを心掛けています。特に顧問が異動して、入れ替わりに入った時は要注意です!

さぁ、まずは信頼関係を築こう!

 今回は、私の失敗談を通して、いかに教育には信頼関係が大切かをまとめました。『信頼関係がないままの指導は失敗しますよ!』という記事です。

・信頼を得るには、自分の役割を明確にすることが重要
・教育には信頼関係が重要!失敗から学ぶ

 何をするにしても、信頼関係を築くというのは重要ですね。信頼関係がない状態での指導は、指導になりません。生徒には全く伝わりません。

 darakeの部活指導の原点は、間違いなくあの失敗です。あの失敗があり、辛い思いをしたからこそ、次に活かそうと思えたわけです。そして、何がよくなかったのかを分析できました。

 やる気がないのは問題外ですが、やる気がありすぎて空回りするのも危険です。自分の立ち位置を把握して、何を求められているのかを考えて仕事することは、デキる教師になるための第一歩かと思います。

 生徒と信頼関係を築けない人は、振り返ってみてください。

 自分の関わり方は、生徒の心をキャッチしていますか?

 独りよがりの指導になっていませんか?

 今までのやり方で、全て通用すると思っていませんか?

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました