部活動における主顧問と副顧問とは?| 顧問同士は対話が必要!

部活動関連

 こんにちは、darakeです。

 2日間、学校運営の研修を受けてきて感じたことは、教師に求めることの量と労働時間が明らかに釣り合ってないということです。

 「ゆとり教育」ならぬ「ゆとり業務」にしないと、教師になる人と続ける人が減るでしょうね。

 さて、

 今回は、中学校教師が1番時間を奪われている、部活動についての記事です。

 部活動では、基本的に主顧問と副顧問が配置されます。この関係性が悪いと非常にやりづらくなります。関係性が悪くなる理由としては、面倒な主顧問と面倒な副顧問の存在のせいです。

 顧問同士の人間関係で悩んでいる人は、最後までお付き合いください。

面倒な主顧問

 まず、主顧問が面倒な場合についてどう対応すればいいのか考えましょう。

 何をもって面倒だと思うかというと、やり過ぎの場合ですね。同じ熱量をもって指導できるのなら、この記事は読んでませんね(笑)

 面倒な主顧問の中には、完全に優先順位を間違っている顧問がいます。学習よりも部活動、部活指導がやりたくて教師になった、なんていう人が多いです。

 こういう顧問は、趣味化が激しく、業務というよりは自分の趣味として指導しています。好きなことやっているので拘束時間が長かろうと休日がなかろうと、負担に思わない人たちです。

 ひどい人になると、熱心に指導しない教師を批判したりします。同じ熱量じゃない副顧問にとってはいい迷惑でしかありません。

 批判するだけではなく、自分の趣味化を副顧問にも強制する顧問もいます。同じ熱量ではないことを考慮できないんですね。

 自分は大変ではないし生徒のためにやっている、なぜ周りも一緒にやらないんだ、という自分勝手な理論です。全くお話になりませんね!

 時間外労働も気にならなく、休日がなくても構わない顧問は、1人でやったらいいんですよ。周りを巻き込もうとすることが間違ってます。なぜなら、部活動は教育課程外の活動なので。

 こういう面倒な主顧問に対しては、ハッキリと自分の意思を伝えることが大切です!

 若手だからやるというのは、もはや古い考え方です。サポートできることと、そうではないことがあります。遠慮しないで辛いことは辛いと言いましょう。

 休みたい時は休み、本来の業務の時間が足りないのなら、そちらを優先しましょう。

 そもそも根本の考え方が違うのだから、まずは対話して、お互いストレスのない妥協点を見つけ出したいものです。

面倒な副顧問

 副顧問が面倒ってどういうこと?って思いますよね。最近出会ったので紹介します。

 主顧問よりも指導熱量があるのに、副顧問という立場を選んだ教師です。

 基本的に、副顧問という立場は主顧問のサポートであって、それ以上でもそれ以下でもありません。主顧問と相談しながらも、最低限のサポートで十分だと考えます(同じ熱量をもった顧問同士ならば話は別)。

 なのに、自ら副顧問の立場を選んだにも関わらず、主顧問からマウントを取ろうとする人がいます。

 ポイントとしては、自ら副顧問の立場を選んでいることです。これは非常に面倒です。実際に次のようなことをやってきます。

①主顧問に相談なく、ミーティング
②生徒に主顧問と異なる価値観を伝える
③生徒と主顧問の関係性を考慮しない言動

 この副顧問は非常にやっかいです。

 まず主顧問の立場がないですよね。自分のこだわりがあるのならば、主顧問になってからやるべきです。副顧問の立場を自ら選んだ以上、あくまでも主顧問のサポートでいるべきです。

 副顧問という、主顧問よりも責任のない立場にいて、主顧問の立場を脅かそうとする言動はダメだと思いますね!

 これは決してその人の考え方や指導法を批判しているわけではなく、自分の立場を理解し、責任を背負った上でやれと言いたいわけです。

 ここまで読みながら、darake熱すぎ!と思っている方は想像してもらいたいです。

 これ、主顧問が若手教師、副顧問が年上の場合に当てはめて想像してみてください。

 主顧問めちゃくちゃ辛くないですか?自分とは異なる価値観を生徒に伝えられ、自分がいない時に勝手にミーティングをされる・・・。

 なのに、自分で主顧問をやろうとしない!何、このズルさ?!

 この場合においても、主顧問と副顧問には対話が必要で、考え方のすり合わせが重要になります。

 こんな副顧問と組むことになった場合、主顧問をやり続ける熱量がないのであれば、早々と主顧問を譲って好きに運営してもらった方がいいかもしれません。

まとめ

 今回は、部活動において、主顧問が面倒な場合と副顧問が面倒な場合についてまとめました。

 部活指導をする上で、顧問同士の考えのすり合わせは必須です。

 熱量が異なる場合は特にです。

 結局対応策は、自分の思いをハッキリさせることしかないと思います。若手の教師はなかなか言いづらいとは思います。しかし自分の人生、働き方は自分で決めましょう。

 教育課程外の活動なので、部活指導にかかる時間は最小限に留めるべきです。

 部活指導は、本来の業務を圧迫してまでやるべきことではありません。これを理解していない人が多いのですが、どんどん広めていくべきでしょう。

 部活指導を趣味として捉え、そのことに不満がない人は勝手にやればいいでしょう。しかし、同じ熱量のない教師を巻き込んだり、批判することは間違っています。

 私たちの本来やるべきことは何か?

 どうか、若手教師やこれから教師を目指す人は間違えないでください。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました