こんにちは、darakeです。
この記事では、中学校の部活動問題を取り上げています。部活指導に悩んでいる人のための記事です。
具体的な内容は次の2点です。
- 部活指導の現状
- 現場からの改革の必要性
部活指導の現状を知ろう
これから中学校教師になろうと考えている人は、部活動問題は避けて通れません。
中学校教師になったからには、部活指導は当たり前のようにやらなくてはいけない状況になっています。なので、断ることは制度上問題ないけれど、現状断りにくい環境ではあります。
昔は中学校教師に関する情報を手に入れようとしたら、なかなか大変だったと思います。
SNSもなく、情報が手に入りにくい時代でした。しかも、現場の教師でさえ部活指導がツライと言いだしにくい状況でした。当たり前のように行われすぎていて、それを批判することは悪になってしまう風潮でした。
だから、現場の教師が後輩に向けて、部活動の現状を発信するなんてことはあまりありませんでした。少なくとも、darakeが学生の頃に教えてに来てくれる先輩とは出会えませんでした。
でも、今はSNSが発達し容易に情報が手に入り、かつ発信できるようになったことで、部活指導の現状を知ることはできるようになりましたね。このブログでも発信しています!
断言しますが、中学校の部活動の制度はダメです。
生徒のためと言えば、教師がやってくれるだろうという甘えです。教師にやってもらうのであれば、報酬、時間、労働量すべてを同時に改善しないと話になりません。
金がない、人員が確保できないなら、制度変えるしかないでしょ。
教師と生徒のためになる改革が必要!
対処療法のような改革は意味がない!
部活指導がない職員室の様子を記事にしてみました。部活指導ない方が良い場合もあるということです。
管理職と手を組み、現場からの改革が必要
まず、部活指導を積極的にやりたい人とそうではない人に分けて、それぞれ部活指導にどう関わるべきなのかまとめます。
①勤務外の活動という認識をもって、他の業務を優先してから行う!
本来の業務を適当にして,部活指導に行くなんてありえない。優先順位は1番最後です。
②部活指導をやっていない教師を批判できる理由は1つもない!
いくら優秀な成績を残しても,特別な存在ではありません。部活指導していない教師を見下すなんてありえませんから!
①部活指導の依頼に対して、ハッキリとNo!と断る。出来れば1番良い!
最初が肝心かなと思います!部活指導やりたくて教師になったわけではないことを伝えよう。
②断りにくい人は、まずは極力部活指導時間を減らす!
それでも、管理職から言われると、No!と言えない教師が多いのも事実です。ならば、活動時間を限界まで減らすという策もあります。
部活指導やりたくないと言うと、仕事さぼりたいみたいに勘違いする人いますが、全然違いますよ!!
全然違いますよ!
本来の業務に時間をかけたいから、勤務時間外の部活指導はダメって言ってます。
生徒と関わること、授業をすることに不満はありません。
その準備の時間が、部活によって圧迫されていることに不満があるんです。だって部活指導は業務ではないことは文部科学省も認めていますから。
この部活問題は、現場の声をもっと反映させないと解決しません!次のような対処療法では、何も解決しないでしょうね。
・残業時間上限を原則「月45時間、年360時間」以内 by中教審の答申
・週3日以上の部活休養日を設けるなどの負担軽減策を実施している学校に対し、部活動指導員の配置補助金を優先配分する by文部科学省
だから、一般教諭と管理職が手を組んで改革する必要があると思います。
管理職と対立していては厳しいかもしれません。まずは、次の三点を求めたいですね。
②全員が部活指導拒否した場合どう対処するのか、あえて現場から革命起こしませんか?
③管理職自ら部活指導の在り方が変だと認め、改革してください。
まとめ
今回は、中学校の部活動問題を取り上げました。部活指導に悩んでいる人のための記事でした。
・管理職を巻き込んで、現場から改革が必要!
現場の教師は常に残業し、疲弊し、本来の業務が疎かにならないように工夫しています。
でも、『だから今後も大丈夫!』ではなくて、残業の原因の大半が部活指導なのは明らかです。
平日、16時以降に本格的に活動が始まり、土日に大会やイベントが開催される部活動の指導者を教師にすることは制度的に無理があるんです。
今までは成り立っていたかもしれないが、それは結果論でしかありません。
中学校教師が部活指導をしなくてもよい環境になったらどうでしょう?
本来の業務にもっと時間を費やせるようになったらどうでしょう?
プライベートも充実し、活力が湧いてきませんか?
部活指導が好きな教師は、趣味として関わるといいですね。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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