令和3年度完全実施、北海道の部活動の在り方変わるらしい!

部活動関連

 こんにちは、darakeです。

 今回は、部活動の記事です。

 令和3年度は、部活動改革第一弾の完全実施です。

 『部活動の在り方が今までと変わるんだよ!』っていう情報提供になります。

 令和5年度からは、週末の指導を地域に移行するようなので、部活指導に関わる人なら知っておいても損はないと思います。

  具体的な内容は次の2点です。

  1. 北海道の部活動の在り方に関する方針とは
  2. 教師の時間外勤務との関連

北海道の部活動の在り方に関する方針とは

 北海道教育委員会が概要版をアップしていますが、イマイチよくわかりません。

 というか、あんまり読む気になりません。

 この記事では、かなり噛み砕いて整理していきます。

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksi/douhoushingaiyou.pdf

大前提

 大前提として、生徒がバランスのとれた生活を送ることができるように部活動を実施しなければいけません。

 「勝利至上主義で、ゴリゴリ身体を酷使するのは部活動ではないよ!」ってことです。時代は変わっています。

 具体的には、1週間の活動時間は長くても11時間程度(朝練も含む)までということです。”程度”というのが曖昧ですが、移動時間・準備片付けは含まないという押さえです。

原則

 活動時間について、1日の活動時間は長くとも平日は2時間程度。休業日は3時間程度です。※移動時間・準備片付けは含みません。

 休養日については、週当たり2日以上の休養日(平日1日以上、週末1日以上)を確保しなければなりません。さらには、学校閉庁日(年末年始ね)は休みにするのが基本です。

 そして、長期休業中は長期の休養期間(オフシーズン)を設定することになります。

 つまり、平日4日間のうちで8時間の練習時間が上限となり、土日は片方のみ3時間の練習が上限です。

 1週間(上限11時間)の例として、

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜

日曜

2時間 2時間 休み 2時間 2時間 3時間 休み

 これを基本形として、指導者は練習計画を立てるわけです。

 重要なことは、指導者が原則をちゃんと守ることでしょうね。抜け道を探したり、こっそり時間を延長して活動するのはアウトです。

 そこまでして活動したいのならば、教職員ではなく、クラブチームの指導者に転職するといいでしょう。

特例

 原則はシンプルなのですが、これをわかりにくくしているのが特例です。

 

心の声
心の声

特例なんていらねーよ!by本音

 まず、特例を適用できる回数は、年3回程度という曖昧な表現です。

 特例発動条件は、中体連主催大会などの前日から1か月以内。つまり、1年に3か月間は特例発動可能というわけです。

 特例の内容は・・・

 活動時間について、1日の活動時間は長くとも平日は3時間程度休業日は4時間程度です。※移動時間・準備片付けは含みません。

 ただし、1週間の上限は16時間程度です。

 休養日については、土日の両日練習をすることも可能だが、その場合は別の週の土日で代替休養日を必ず確保しなければなりません。

 ただし、平日1日の休養日は確保しなければなりません。

 ある特例の2週間(上限16時間)を例とすると、

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
2時間 3時間 休み 2時間 2時間 4時間 3時間
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
休み 3時間 3時間 3時間 3時間 休み 4時間
心の声
心の声

特例の期間、練習時間ヤバいよね。上限フル活用したら酷使じゃん!

 大会前の1か月間とはいえ、特例は結構ハードですよね。やっぱり、部活動では特例いらないですね!!

教師の時間外勤務との関連

 政府が提唱する働き方改革の一環として、月の時間外勤務は45時間以内とあります。

 基本的に、部活動は時間外に指導しているので、時間外勤務45時間以内の対象となります。

 となると、1か月の部活指導による時間外勤務はどのくらいになるでしょうか。わかりやすいように、その他の業務による時間外勤務は加えません。

(注)部活指導だけが時間外勤務になるわけではありません。教材研究や生徒指導も含まれます。

 原則の部活動時間について、1か月4週間でざっくり計算します。

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
2時間 2時間 休み 2時間 2時間 3時間 休み
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
2時間 2時間 休み 2時間 2時間 3時間 休み
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
2時間 2時間 休み 2時間 2時間 3時間 休み
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
2時間 2時間 休み 2時間 2時間 3時間 休み

 4週間で44時間、これに+α加わります。部活休みの日は定時退勤が必須での計算です。

 おそらく、絶対にオーバーします!

 北海道の部活動の在り方に関する方針の原則を守ったとしても、月の時間外勤務は45時間以内は守れません。

 大会前の特例期間なんて、時間外勤務を計算すると大変なことになるのがわかりますね。

 上限16時間×4週間=64時間(余裕でオーバー!)

 つまり、何が言いたいかというと、1人の指導者だけでは無理ってことです。

 複数で分担して指導していかないと、政府が提唱する時間外勤務の範囲で収めることはできないのです。

おわりに

 部活動の在り方を変えようとしていることは大切です。

 けれども、部活指導を教師だけが担っている場合、絶対に勤務時間内では収まりません。まさに、無理ゲーってやつです。

 2人で分担すれば可能かもしれませんが、1つの部活動に同レベルの指導ができる人を複数配置できるかどうが疑問です。ってか地方では無理だと思います。

 令和5年度の地域移行に向けて、課題は山積みです。

 そんな中、部活動に関わる人がやるべきことは、部活動の在り方の大前提と原則をきっちりと守ることです。特例はあまりおススメしません。

 とりあえず、『部活動の在り方が今までと変わるんだ』ってことを理解してくれたら嬉しいです。

 今回はここまで!

 みなさんが豊かな人生を送れますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました