こんにちは、darakeです。
今回の記事は、部活動における副顧問の存在意義についてまとめています。darakeの基本スタンスとして、『部活指導はやりたい人だけやればいい!』です。
そのため、部活指導をやりたくない副顧問の方々と共有したい記事となっています。
部活指導に熱が入っている主顧問の人にはこう問いたいです。
『あなたのやり方に副顧問は必要ですか?』『副顧問の時間を大切に考えていますか?』とね。
具体的な内容は次の3点です。
- 頼られてる?雑用係?それとも?
- 役割ないなら呼ぶなよ
- 副顧問への好条件の提示
副顧問は何でも屋じゃねーぞ!
部活動において、主顧問と副顧問の関係性はとても重要です。
主顧問が副顧問をどう捉えているかについて考えると、次の3パターンに分類できます。
②副顧問を雑用係と捉えている
③副顧問を置物と捉えてないがしろにしている
できることなら部活指導を拒否したいと考えている副顧問の方々は、主顧問とどういう関係になっていますか?
①であるならば、頼りにされているわけなので嫌な気にはなりませんね。
だからといって、積極的に指導に関わるかどうかは別問題なので、きちんとした対話が必要だと思います。
自分の立場や考えを明らかにした上で、主顧問と話し合うことが重要です。協力できることとそうではないことは、ハッキリさせる勇気が大切です。
そこを曖昧にしてしまうと、自分の働き方(部活動は業務ではないですが)にストレスを感じてしまいます。
副顧問のことを尊重できる主顧問ならば、きっと対話に応じてくれて、お互いより良い関係を築くことが可能だと思います。
②であるならば、少し警戒すべきです。
もし、面倒なことや割に合わないことばかりを任されているのならば、その主顧問は嫌な奴です!すぐに距離を置くべきですね。
依頼された業務が正当か不当か判断できない時は、もし自分が主顧問だったら副顧問に依頼する業務かどうかを考えてみましょう。
自分が他者に依頼しない業務ばかりならば、すぐに自分の立場や考えを明らかにした上で、話し合いましょう。
それができない環境にいるのならば、『その主顧問は間違った考えをもっていて、自分とは相容れない存在だ』と認識しておきましょう。そう思うだけで少しは気持ちも楽になるでしょう。
ただ、直接話し合ったり、誰かに相談できるならばそれに越したことはありません。
③であるならば、抗議すべきレベルです。
そもそも指導したくないのに、さらに長時間にわたり座っているだけなんて時間の無駄です。
その主顧問の考え方や性格を疑ってしまいます。とても他人に優しくない人間です。
この部分については後述するとして、多くのダメな主顧問の場合、副顧問に雑用を多く任せ、さらに具体的な役割を与えないくせに活動には強制参加させていることが多いです。
早急に改善を求め、対策すべきです。何もせずに現状放置が一番マズイと思います。
副顧問の「時間」を尊重してよ!
まず主顧問が理解しなければいけないのは,自分と副顧問の指導の熱量が同じかどうかです。同じ熱量であればここでは何も言うことはありません。
ただ,熱量が異なっている関係性の方が多いと思っています。となると,主顧問が考えなければいけないことは,副顧問との対話,副顧問の時間についてです。
主顧問は、自分なりの練習メニューを考えて指導していくわけですが、そのメニューの中に副顧問の役割が明確になっているかどうかが重要です。
もし明確にしていない中で、何となく参加してもらっているのならば、すぐに『休んでいいよ!』と声かけすべきでしょう。
何にもやることないのに、3時間も4時間も座らせているだけなら時間のムダです!副顧問の貴重な時間を奪っていることになります。
指導の手助けをしてほしいのならば、明確な指示をきちんと伝えてから指導に参加してもらうべきです。
その説明や指示が面倒だと感じるのであれば、最初から一人で指導するといいわけです。
主顧問と副顧問が平等に指導に参加すべきという考えはとても納得がいかなくて、指導に必要がないのであれば、最大限の配慮を主顧問がしなければいけません。
部活指導には全教職員が関わるべきだという古臭い考え方は、早くゴミ箱に捨てるようにしましょう。
勤務時間外や休日の貴重な時間を割いてまで指導に参加してもらうのであれば、きちんと話し合い、副顧問の納得が必要です。
主顧問が趣味として指導している場合、副顧問がそれに付き合う義務はなくて、長時間置物状態にされているのであればサッサと帰る方が賢いです。そして自分の趣味に時間を使うべきです!
この条件ならやっていけるかも!?
副顧問の方々、
『出来ることなら部活の顧問自体を拒否したい!』
その気持ちわかります。
でも、管理職の考え方や職場の雰囲気でなかなか拒否できないならば、百歩譲ってこの条件ならどうでしょうか?
②どうしても主顧問が不在の時だけ面倒見て!
③平均すると月に3日程度の参加でOK!
平等に参加する、役割分担する、そんなことは求めません。ただ、主顧問が不在の時だけ代わりに生徒の面倒見てくれるだけでいいです。
休む時は、主顧問に気を使いながら休む必要なんてありません。なぜなら基本的に休みだからです!どうしてもお願いする時だけ、主顧問が確認するので相談に乗ってください。
こんな好条件を提示してくれる主顧問となら何とかやっていけませんか?
主顧問と副顧問の間の指導熱が異なる場合、主顧問はこれぐらい配慮しないとダメです。『やって当たり前』なんて考えは、副顧問のストレスにしかなりません。
副顧問の存在意義
今回は、部活動における副顧問の存在意義についてまとめました。
何度も言いますが、darakeの基本スタンスは『部活指導はやりたい人だけやればいい!』です。
・副顧問は何でも屋ではない
・副顧問は置物ではない(笑)
・副顧問の『時間』は有限である
・副顧問は興味のない他人の趣味に付き合うほど暇ではない
・好条件を提示してくれる主顧問が最高
・主顧問が困っている場合のみ手を差し伸べられる副顧問は最高
主顧問も副顧問も、お互いwin-winの関係性を築くことができたら最高ですよね。
結局は、いかに相手の立場になり考えることができるかが重要だと思います。
『仕事だから』『子供のため』という決まり文句で強制するのではなく、きちんと対話しながら進められると、部活指導に苦しむ人が減るかもしれません。
全国の悩める副顧問の方々に、勇気を与えられる記事になることを願います。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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