中学校の部活動は教育課程外!|古い慣習から脱却して進化へ!

部活動関連

 こんにちは、darakeです。

 1日年休取ったにも関わらず、朝から夕方まで働いたワーカホリック予備軍です。

 今年度の業務を完璧に終わらせて余裕ぶっこいていたら、新年度新たに役職が増えてました。たぶん、今のままでは新年度迎えられません。キツイです。なのにブログ書いてます。

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 さて、

 以前から部活動について、多くの記事を書いたり、つぶやいたりしています。

 基本的に、部活指導には反対の立場で、一刻も早く制度を整え、学校の教師が関わらないと成り立たない現状が変わることを求めています。

 もっと言うと、『本来やるべき教育活動に専念したいよ!』『休日には家族との時間確保したいよ!』と考えている多くの教師と同じ考えをもってます!中学校で本来やるべき教育活動については、次の記事にまとめています。

 ただ、生徒がスポーツや文化活動に真剣になることには、ある程度容認しています。ある程度というのは、過度な活動はやめたらいいと思っています。時間も費用においてもね。

 生徒がスポーツや文化活動することに問題はない、じゃあどこで活動すべきなのかが、今課題になっていると思うんです。

教師=指導者が違和感!

 サッカーを例にして、話を進めます。

 小学校では、少年団という形でサッカーをしていた少年がいたとします。そこでの指導者は、サッカー好きな地域の方であったり、誰かのお父さんです。小学校の教師は指導者ではありませんでした。
 それが中学校になると、サッカー部という部活に加入し、そこの指導者は中学校の教師でした。なんと、その教師はサッカーが好きなわけでもなく、経験もありませんでした。けれども、その教師は休日も真剣に関わってくれていました。
 しかし、やはり専門的な指導を受けたくなり、少し離れたところにあるクラブチームに移ることにしました。そのチームの指導者は、サッカー指導を専門にしている方でした。

 どうでしょう?

 中学校の部活動という制度の『違和感』に気付きますか?

 少年団もクラブチームも、指導する側と指導を受ける側がWin-Winの関係ですよね。

 指導者側は、サッカーが好きであり、地域の子どもたちに関わりたいという人が指導者となっています。

 指導を受ける側は、サッカーがやりたいので、自分の意志で少年団やクラブチームに入っています。自分の意志で入っているならば、辞めることも自由です。

 中学校の部活動だけ、Win-Winの関係になっていませんね。それはなぜか?

 中学校の教師が指導者にならざるを得ないシステムだからです!!ある学校では、部活に全員強制加入させているところもあります。お互いのバランス崩れまくりですね。

 『サッカーの指導をやりたくて教師になった!』と言っている教師もいます。

 ただ、それはスタートから間違っているということです。その教師が悪いわけではありません。誤解しないでください。

 現在の部活動の位置付けは、教育課程外の活動です。学校教育の一環と感じているのは、悪しき慣習からです。昔からそう思わされてきているだけです。自分の両親や祖父母の代から、部活動=学校の活動と思わされてきているんですね。

 中学校教師の本来の業務の中に、部活動の指導は含まれていません!

 なので、サッカーの指導がしたい人が教師になるのは変!!だけど、そういう教師いっぱいいる!!

 これが、中学校部活動の根深い課題です。

 変なことが、さも正解のような根太い幹になっていて、なかなか揺るぎません。

 この違和感を正常に戻すためには…

①文部科学省による部活動の位置付け整備
②一般教師の断る勇気
③管理職の改革
④国民が部活動の認識を正す
 高い壁だけど、お互いに協力して、歩み寄ればできないことはないと思っています!

まとめ

 実は、年休とって1日仕事していたことに反省しているんです。

 自分としては、やらされた仕事ではなく、今やっておけば後でラクできると思い自発的に働きました。でも、この理論って学校の部活動に違和感を感じていない人たちと同じです。

 『自分は自発的にやっている』『誰にも迷惑かけていない』『自分の時間を使っているだけ』・・・

 私の様子を見ていた若手はどう感じるか?

『先輩が年休取ってまで働いているから、今後休みづらいし、今日帰りづらいな』と思う若手がいるかもしれない。

 私の様子を見ていた管理職はどう感じるか?

『休み取って働ける先生がいるなら、他の先生でもできるな!』と勘違いする管理職がいるかもしれない。

 後輩のことや、今後のことを考えていなかったと反省しました。

 休む時は休む、働く時は効率よく!自分のモットーを破ったことに反省して、次にいかします!

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

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