こんにちは、darakeです。
今回の記事は、部活指導が苦痛で仕方ない人のための救済となるイチ案です。
次のような人たちには、ぜひ読んでもらいたいです!
部活指導に意味を見出せない人
普段、運動不足の人
休日、特にやることない人
システム変更には時間がかかるけれども、発想の転換は自分次第です。ポジティブな転換をして、苦痛をプラスに変えてみましょう。
具体的な内容は次の2点です。
- 中学校の部活指導の現状
- 部活指導を健康作りの場へ変換
中学校の部活指導の現状
ある教育実習生から、こんな質問を受けました。
経験のない種目の顧問になった時、どう対応すべきですか?拒否できますか?
まさに核心をついたナイスな質問でした。
中学校教師として大先輩のdarakeの回答は、
希望に満ち溢れた大学生に対して、バッチリと現状と本音をお伝えしました。正論で誤魔化すなんてdarakeの辞書にはありません!
ただ、制度的には部活顧問を拒否出来ても、校長からのパワハラを受けたり、村八分の扱いを受けたり、最低な仕打ちが待っている学校も存在しています。
そんな最低な学校にいる最低な職員は、
『俺らの時代はやって当たり前だった』
『みんなツライ、お前もツライ思いしろ』
という、同調圧力の最たる言葉を浴びせてきます。
断りたいけど断りづらく、渋々引き受けたら休日が全くない状態という、泥沼にはまる若手教師が大多数。その結果、心身を壊して休職、退職に追い込まれます。
国主導の働き方改革は、名ばかりでほぼ意味をなさず、結果として教員の数は激減しております。頼れるのは、退職後のロートル教員ばかり。
満を持して登場した「部活動地域移行策」に期待が膨らみましたが、
令和5年度から実施予定となっている現状はと言うと、
具体策が示されないまま、現在に至ります(令和4年)。
おそらく、地域移行は実行されると予想します。準備不足だろうが、説明不足だろうが、トップダウン丸投げ方式で降りてくるでしょう。
地域スポーツクラブが活発な大都市では順調に進むかもしれませんが、それ以外の地域は大混乱を招くでしょう。ただし、教師が休日の部活指導から切り離されるのはあとわずかです。
だから、部活指導が苦痛で仕方ない人は、もう少し待っていると状況が改善される可能性があります。
でも、それまで待てないし、平日は指導しないといけないんですよね?
確かに!ならば、darake流発想の転換をお伝えしよう!
部活指導を健康作りの場へ変換
まず、みなさんは休日に何をしていますか?
家族と過ごす時間、趣味に費やす時間、自分の学びに費やす時間、休息のための時間、全て必要ですよね。
休日の使い方をある程度言語化出来る人は、これ以上読み進める必要はないかもしれません(読み進めてほしいけど)。
では、普段から運動もしていない、休日は特にやることもなく過ぎ去っている人は、部活指導の時間こそ有意義に活用すべきです。
指導をする時間ではなく、一緒に体を動かす時間に変換してみてください。指示を出すだけが指導ではないはずです(吹奏楽部なら、楽器を演奏してみるのもいいかも)。
出来る範囲でいいから、生徒と同じように体動かすといいんです。専門的な指導が出来ない人ほど、割り切って運動するといいんです!
わずかの指導手当をもらいつつ、運動不足解消になるって実は効率的では?
若い人ほど自分の体を大切にしていません。なぜなら、若いので無理がきくから!
適度な運動ってめちゃくちゃ大切なんです。体は資本であり、病気やケガをすると、過度にストレスがかかります。
金持ちほど、健康に金をかけています。金払ってジムに通って体を鍛えています。なぜでしょう?
健康は金より大事で、替えがきかないからです!!
しかも、運動習慣がない人は、絶対に休日に体を動かすという発想になりません。ゲーム、Youtube、ネットショッピングに時間を使って終わってしまいます。
精神衛生上はいいかもしれませんが、身体的には悪影響です。年取ると大変よ。
ならば、苦痛な部活指導という考え方を変換して、お金もらって健康作りのために運動しに行くって考えたらどうでしょう?
私は名の通りダラダラするの大好きなんです。強制力がないと、体を動かそうとしないダメな奴なんです。
ここ数年、darakeは他の顧問に指導は任せて、部活の時間を自分の運動時間にしています。誰からも文句は言われません。もし言われても、『じゃあ顧問やめます』の一言です(望んだり叶ったり)。
ちなみに、休日の活動時間は3時間以内です。ガイドラインを守っていないアホな顧問多すぎです。
そういう奴らは好きでやっているので、3時間越えた場合はお任せした方が得策です。付き合うのは3時間まで!
3時間以内であれば、報酬が発生しつつ、体も動かせるので、悪いことばかりではありません。
おわりに
近い未来、学校と部活動は切り離されます。これは間違いありません。
指導を続けたい人は、兼職願いを提出して、副業として指導をすることになるでしょう。
ただ、財務省は部活手当を払いたくないので、指導費の財源をどこから捻出するのかは課題でしょう。
部活大好きな教員は、指導手当がなくても続けるのでしょうかね?
あと少しで、中学校の部活環境も変わり始めます。
現在、部活指導に苦しんでいる方々に向けて、発想の転換で何とか乗り切りましょう。部活指導を健康増進の場に変えて、苦痛と肥満を解消していきましょう。
今回はここまで!
みなさんが豊かな人生を送れますように!
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