担任がやってはいけない3つのこと

学級経営のコツ

 こんにちは、darakeです。

 今回の記事は、学級経営において担任がやってはいけない3つのことをまとめていきます。

 何かと多感な中学生を受け持つ上で、担任としてやってはいけないことがあります。これを知らない担任は、学級崩壊を引き起こす可能性が高まるでしょう。

 『〇〇したらいいよ~』のアドバイスは人それぞれ好みがあり、合う・合わないがありますが、『やってはいけないこと』を実践した場合、爆死確実です。

 大切なことなのに、しっかり教わる機会がなかなかないので、担任経験の浅い人やこれから教師を目指そうとする人は必見です。

 具体的な内容は次の3点です。

  1. 時間を守らない
  2. スタンドプレーをする
  3. 教室を汚いままにする

時間を守らない

 生徒には時間を守りなさいと指導するのに、担任が守っていないことが多々あります。

 次のような行為をしてませんか?

 ・朝・帰りの学活に遅れて登場
 ・給食準備に遅れて登場
 ・授業に遅れて登場
 ・朝・帰りの学活の時間をオーバーする

 この場合、担任として、人として信頼を失います。生徒から信頼を失った担任の学級は崩壊します。

 緊急事態を除けば、いかなる理由があっても上記のような時間を守らない行為はあり得ません。このような担任は、生徒に指導する資格がありません。

 若手教師であれば、準備やら他の業務に追われてウッカリという理由を挙げるかもしれませんが、それは言い訳でしかありません。

 ベテランであれば、完全に気の緩みでしょう。身近にいた場合は反面教師にしてください。

 また、時間にルーズな人は職員からの信頼も失うので、十分気を付けた方が良いでしょう。

スタンドプレーをする

 自分の学級さえ良ければいいという担任が存在します。

 意図的でないにせよ、結果そうなってしまっている可能性がありますから気を付ける必要があります。意図的にやっている場合はアウトです!

 学年に複数のクラスが設置されている場合、学年で指導のラインを統一することは必須です(校則以外の細かな決まりのこと)。

 例えを示すと、

・朝読書の時間は私語をしない
・朝・帰りの学活は机の上にカバンを置かない
・当番活動の内容と行動の徹底 等

 細かいように思うかもしれませんが、些細なことこそ指導のラインを揃えておく必要があります。なぜかというと、必ずしも3年間同じ担任が受け持つ保障がないからです。

 にも関わらず、スタンドプレーにより自分の学級だけ指導ラインを緩めてしまう担任がいます。特に、生徒にとって厳しいと思える内容を緩めることを独断でやってはいけないのです。

 スタンドプレーによる人気取りはタブーです。隣のクラスの担任からすると、不信感でしかありません。

 そして、担任が代わり、クラス替えをした時に、旧クラスの間で差が生じることがあります。

生徒
生徒

〇〇先生の時は違った!新担任は厳しい。

生徒
生徒

旧担任が良かった。

 もちろん担任にも個性があるので、全部を統一なんて無理だし、する必要はないと思います。ただ、この場合はスタンドプレーをした担任が得をして、学年の指導ラインを守った担任が損をする結果となります。

 こういった事が発生しないためには、担任同士が相談・確認・報告を徹底すべきなのです。

 指導ラインを守った上で、担任としての個性を発揮していかなければいけません。

 スタンドプレーをする担任は、同僚から嫌われます。何か困ったことが発生した時に助けてもらえなくなりますから気を付けましょう。

教室を汚いままにする

 これは過去の記事にも書いていますが、それだけ重要なことです。

 教室が汚い学級のほとんどが落ち着きのない学級です(darakeデータによる)。

 この理由は担任のせいです。

 教室の清掃は、教室を使用した人が担当すべきだと思います。つまり、生徒と教師です。

 ただ、中学生が行う清掃で完璧を求めるには限界があります(担任が徹底して指導している学級を除く)。

 基本的には、担任が共に清掃しながら細かい部分をフォローしながら清潔な環境を保つ必要があります。

 当たり前のことなのに、そこをこだわることができないのです。教室の装飾には張り切り、学級通信には力を入れられるのに、清掃を適当にしてしまう担任って結構多いのです。

 darakeからしたら、優先順位が間違ってますと声を大にして伝えたい!

 では、具体的に清掃のどの部分にこだわればいいのか?

 ポイントをいくつか示します。

①教卓、正面の机、給食台
②清掃時にゴミを集める場所
③机の整頓
④清掃用具
darake
darake

給食の跡を残している担任は最悪っす!教科担が不快な気持ちになります。

darake
darake

ゴミを集めた場所の周辺にはゴミが溜まります。毎回丁寧に吸い取ってますか?

darake
darake

毎日の机の整頓は基本中の基本!

darake
darake

汚いモップやゴミでパンパンな掃除機使ってませんか?

 汚い環境を放置すると、生徒たちはその環境に慣れます。汚いことが当たり前になります。

 誰もが汚いことに違和感を感じなくなるのです。そうなると、教室の中のモノが壊れていても気にしなくなったり、平気でゴミを落としたりするようになります。

 モラルに欠けた生徒が増え、学級崩壊の始まりです。

 つまり、学級経営において、教室清掃の重要度は上位に位置付けられるわけです。疑うなら、騙されたと思って明日から実践してみてください。

 ちなみに、darakeの職員室の机はめちゃくちゃキレイですが、家の部屋は適当です。

おわりに

 厳しい表現もありましたが、本当に大切なことなので勘弁してください。

 大抵の学級崩壊は、担任の力量が原因です。

 であるならば、担任の力量さえ向上すれば学級崩壊は防ぐことができます。そのために、この記事をまとめました。

 3つのやってはいけないことを守ることで、学級崩壊を防ぐことができます。生徒たちも学級崩壊なんて望んでいません。

 決して難しいことではありません。

 やってはいけないことを知り、意識して実践してみてください。

 過去の価値ある失敗事例を分析した結果からの提案です。

 今回はここまで!

 みなさんが豊かな人生を送れますように!

コメント

タイトルとURLをコピーしました