中学校の担任は新1年生にこれだけは語れ!|黄金の3日間の学級開き

学級経営のコツ

 こんにちは、darakeです。

 各団体・協会の送別会が多く、年度末の会議もあり、体調を壊しかけています。すぐに喉からやられるのが自分の欠点です(喋りが仕事なのに)。

 そんなこともあり、一大決心をしました。今年こそは、『そうだ!人間ドックにいこう!』です。今までは何か見つかるのが怖くて、二の足を踏んでいましたが、勇気を出して申し込んでみようと思います。

 さて、最近は新年度についての記事ばかり書いています。初担任をする方、若手の方にはぜひ読んでほしいと思いながら書いています。

 この記事をまだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてくださいね。

勝率100%!学級経営は黄金の3日間が勝負!|崩壊には理由がある!
 こんにちは、darakeです。  黄金の3日間、学校関係者なら1度は耳にしたことがあるでしょう。学級経営をスタートする上で、絶対に活用すべき3日間です。  さて、  今回は、黄金の3日間の説明と、中学校向けの具体的な6つのプランを提...

 今回伝えたいことは、1つです!

 小学校から中学校に入学してきた新入生に、初めて伝える『語り』として、絶対に伝えてほしいことがあります。これは効果抜群です!

 それは、リスタート(再出発)!

 新1年生には、リスタートできるチャンス、変わるチャンスだということを、最初に伝えてほしいですね。

 小学校6年間というのは、結構長いんですよね。6年間同じ校舎、ほぼ同じメンバーの中で生活してきているので、上手くいってた生徒にとっては何も問題ないんですが、そうではなかった生徒にとっては辛いんです。

 ただ、大都市以外では、中学校に進学してもほぼメンバーが変わらない地域もあります。

 しかし、校舎が変わり、教師が変わると、必ず気分も一新されます!これを利用しない手はありません。

 『新しい交友関係を開きたい』『今まで一歩踏み出せなかったことに挑戦したい』『今までの自分を変えたい』等、思ってはいたけど小学校時代には周りの目も気になり、できなかったことに挑戦するチャンスです。

 ぜひ、黄金の3日間の中で伝えてあげてください。

 また、新たに挑戦しようとする人や変わろうとする人に対して、バカにしたり、からかったり、足を引っ張るような行為は絶対に許さないことも伝えましょう。

 何か挑戦しようとする時、必ず足を引っ張ろうとする奴は存在します。これは大人の世界でもそうです。固定概念にとらわれ、変化を嫌い嫉妬する人です。基本、無視することが重要です。

 とはいっても、中学生なのでハッキリと無視しろとは言えませんが、変わろうとする気持ちと行動力を尊重するためには、足を引っ張ろうとする生徒にあらかじめくさびを打っておくことが大切です。

 このリスタートは、小学校時代に上手くいかなかった人だけに向けた言葉ではありません。小学校時代から順調で良い思い出がある生徒も、リスタートする必要があります!

 ずっと順調なんてことはあり得ないし、常に自分をアップデートしていかなければなりません。過去の栄光にすがるのではなく、今、そして将来を生きるために自分を磨き続けることが必要です。

 だからこそ、全員に向けてリスタートしようと伝えることが重要です。

 これを、入学してすぐの黄金の3日間の中で伝えておくことで、今後に影響してきます。このリスタートを素直に受け取り実行できる生徒と、できない生徒では中学校生活の明暗がハッキリと別れます。

 ぜひ、多くの生徒がリスタートできるように、伝えてあげてほしいと思います。

 では、これを伝える時のひと工夫として、保護者がいる時にあえて語るという方法もあります。入学式が終わり、保護者が後ろで見ている状況で学活する場面ありますよね。

 あえて、この場面でリスタートを伝えることで、生徒だけでなく保護者にも良い印象を与えることになります。前向きに変わることを応援してくれる担任に、嫌な印象をもつ保護者はいないでしょう。

 最初から生徒にも保護者にも良い印象を与えられるのであれば、それに越したことはありません。

 若手や初担任をする人にとって、信頼関係をどう築いていくかは重要なポイントです。ぜひ、このリスタートを自分の言葉で語れるような武器にしてほしいと思います。

 darakeが新入生を担任する時は、必ずこの語りを最初にしています。それはなぜか?効果抜群だからですよ!

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

 

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