こんにちは、darakeです。
小中ともに、教師の勤務時間が世界最長らしいです。非常にうれしくない結果ですね。とにかく教師は忙しく、中でも若手の忙しさは体を壊すレベルです。
さて、
今回は、担任をやる上で掃除はやはり基本であり大切だよね、という記事です。以前の記事の追記となります。以前の記事はコチラ↓
担任として掃除にこだわるべき!
放課後に全教室(6教室)を見て回った結果、隅々まで掃除が行き届いている担任はゼロでした。
これは何を意味するかというと、掃除の優先順位が低いということになります。
非常にもったいないと思います。どの担任も一生懸命に学級経営をして、授業をして、部活指導をしています。忙しい毎日なのはわかります。業務が多いことも十分承知です。
だからこそ、掃除にこだわってほしいと思います!
埃が溜まる部分と特に汚れる部分を、気にするだけでいいんです。その細かなこだわりが、後々「信用」となり自分に返ってきます。
「神は細部に宿る」
生徒や保護者、同僚や管理職など、見ている人や気にしている人は確実にいます。多くの人が気にしない細部をこだわって指導して、共に掃除している担任はやはり希少価値が高いでしょう。
掃除は目的かつ過程
教育現場で掃除をすることには、2つ理由があります。
2 掃除を通して大切なことを教えたい「過程」
1について、
生活環境をキレイに保つ「目的」として掃除をします。
教室が汚くても、当初は特に影響はありません。しかし、徐々に影響が出てきます。汚い環境は、人の心に気の緩みを生じさせます。『消しカス捨ててもいいや』『小さいゴミだからいいや』と、キレイに保つ意識を奪っていきます。
これが積み重なると、教室が汚くなるだけでなく、学級集団の荒れにつながっていきます。これは、実際に荒れを体験した者にしかわかりません。当時体験した学級の記事はコチラ↓
2について、
掃除を通して、多くの人がやりたくないことをやり、多くの人が気づかない細部にこだわることを教えたいですね。
『掃除なんて業者に任せればいい』という意見も耳にしますが、darakeは反対です。掃除を生徒にさせることの教育効果は絶対にあります。
まず、自分たちが毎日生活する場所を、自分たちで掃除するという当たり前を適当にすべきではないと思います。誰かに掃除をやってもらうと、それが当たり前になり感謝を忘れます。感謝を忘れると、平気で汚すようになります。
そして、多くの人が気づかない細部にこだわることは、生きていく上で重要なポイントになると思います。誰も気づいていないということは、そこはブルーオーシャン(経済用語で、競合相手のいない領域)です。
これからの教育では、みんな一緒のことを教えるだけでなく、ブルーオーシャンの価値やどこにブルーオーシャンがあるのかを探す広い視野を育てたいですよね。
常に教室の隅々までキレイに保っている担任は、教育界では希少価値が高いでしょう。そして、その担任のもとで細部にこだわることを学んだ生徒も今後は希少価値が高くなるでしょう。
さぁ、明日から掃除にこだわろう!
今回は、改めて掃除の大切さについてまとめました。
具体的に、次の5点を伝えた記事です。
・掃除は教育効果高い!
・常に生活環境をキレイに保つことが学級経営の土台となる!
・細部にこだわることで希少性の高い担任へ!
・細部にこだわることができる生徒を育てたい!
ぜひ短時間でいいので、自分の教室の細部にこだわり、そのこだわりを生徒と共有して、共に掃除してください。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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