こんにちは、darakeです。
この記事は、『子供の教育に必要なことは何だろう?』という疑問に対して、自分の体験を例にして、とにかく「夢中」になることが第一だということについてまとめています。
具体的な内容は、次の3点です。
- どんな不純な理由だろうと、夢中になってしまえば何とかなるということ
- 勉強の方法に正解はなく、自分のやりやすいやり方が正解だということ
- 夢中でやり結果が出ると、継続につながるということ
教育に必要な夢中とは
夢中とは
物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。引用元:小学館 大辞林 第三版
今まで生きてきた中で、何かに夢中になったことはあるでしょうか。
自分を振り返ると、遊び、スポーツ、テスト勉強には夢中になった記憶があります。
ただ、『我を忘れる』ところまでは辿り着いたことがありません。というか、『我を忘れる』ってやばくないですか?自分の存在を忘れて、理性を失っちゃう状態って・・・。
『時間が過ぎるのを忘れる』ぐらいまでは辿り着いているので、darakeがいう『夢中』とは、
ぐらいで話を進めていきます。
遊びやスポーツには、誰もが夢中になったことがあると思いますので、今回はテスト勉強について取り上げていきます。どんな動機で、どのようにやり、その結果どうなったのかをまとめますよ。
夢中になるには不純な動機でもOK
小、中学時代は、あまり勉強に夢中になった記憶がありません。高校入試の時は、それなりに勉強はしていましたが、夢中というほどやっていなかった気がします。
というか、高校体験入学は遅刻する、入試終わった帰りにミニスキー履いて帰る、合格発表は寝坊して見に行かない、まぁ入試をナメていた中学生でした。
なので、高校に入学した時の最初のテストは、下から数えた方が早い順位でした。
ある日、テストの結果上位50名が廊下に掲示されました(当時は普通に名前、順位、点数が発表)。この時のdarakeには全く関係なかったんですが、女子数名がその結果を見て、こんな会話をしていました。
『〇〇君、勉強してなさそうなのに、実はできるんだ♡』
これには、衝撃を受けました!
『勉強できると、モテるんだ!』(注 廊下にいた女子数名はモテるとは言ってない)
完全に勘違いをしたまま、走り出しました。(笑)
この日を境に、勉強に対しての考え方が変わり、とにかく夢中でやりました。上位50位に入り、掲示されるために、女子にモテるために、ただそのために机に向かうことになります。
またその頃、同じ部活で仲が良かった(イケメン)ヤツと争うことも楽しくて、テストのたびに順位を競い合うことになります。
誰でも夢中になって勉強できる
ただ、高校入学段階ではほぼ最下位だったので、上位50位(300人中)に入るなんて、ハードル越えるどころか、まだ組み立ててもいない状態でした。
けれども、きっかけがよほど衝撃的だったのか、やる気を失うことはありませんでした。やる気さえ持続できれば、高校のテスト勉強(文系教科)なんて恐れることありません。特に驚くような勉強方法なんてしてません。
まず、教科ごとに何が重要な語句なのかを知るために、成績が良かった人のノートを借りて写しました。darakeは、書いて覚えるタイプだったようで、あとはひらすら自分のノートに整理して、ぶつぶつ声に出して反復して覚えました。
なぜ、人のノートを借りたかというと、授業の中で先生の説明を聞いてなかったからです!アホなんですけど、当初授業中にコツコツやるのはカッコ悪いと思い込んでいて、あえて適当に受けていました。
後々、真剣に授業を受けるようにはなるんですが、それは結果が出てからの話で、当初は、学校では勉強している感じを出さずに、家で猛勉強するという構図でした。
また、自分のこだわりとして、シャーペンで書かずに、カラフルな色ペンで書いてました。ペンで書くと、常に同じ書き心地で書けるのが気に入ってました。
今もそのノートが残ってますが、ひたすら緑やオレンジで書いてあり、自分以外の人が見ると異質に感じるノートとなっています。ただ、自分が気に入ってペンで書いていたというのがポイントだと思います。これにより、覚えるために重要な『書く』ことがノンストレスだったので。
どのくらい勉強に夢中になっていたかというと、テスト1週間前は1日10時間は机に向かってましたね。順位が上がるにつれて、時間はどんどん増えていき、大学入試の時は毎日10時間やるようになってました。
夢中になり結果が出ると継続できる
夢中で勉強をするようになってからは、すぐに結果が出ました。最初のテストで、上位50番の中に入りましたね。自分に近い友人は驚いてましたが、『マグレだよ』なんて言いながら猛勉強のことは隠してました。
その後もテストでは結果を出し続け、どんどん順位が上がっていきました。1桁代の順位になってくるにつれて、さずかに周りの女子もザワつき始めました。
『学校ではあまり勉強してなさそうなのに、スゴイね♡』
きました!ついにきました!憧れの♡噂話です!念願の女子からの評価!
あの衝撃から約1年半、ついに女子からの評価を得て、上位5番以内に入るようになりました!
いや~これでモテましたね!間違いない!だって、♡噂話してたもんね!ちらっと聞こえてきたしね!
・・・
・・・
・・・
全然モテ期きませんでしたけど・・・。
今思うと、そりゃあそうだわね。『勉強できると、モテるんだ!』は勝手な解釈でしたからね。実際にスゴイとは思われていても、それが恋愛感情には直結しませんわな。
悲しくも、せつない青春時代の思い出です。ただ、実際に2位までは獲得したんですよ。どんどん順位が上がるにつれて、どんどん夢中になり、さらに上の順位が欲しくなって、やり続けました。まさに夢中で!
でも、1位は最後まで無理でした。1位の人はどっかの医大に進学していきましたわ。
さぁ、子供が夢中になる教育をしよう
今回は、『子供の教育に必要なことは何だろう?』という疑問に対して、自分の体験を例にして、とにかく「夢中」になることが第一だということについてまとめました。
・勉強の方法に正解はなく、自分のやりやすいやり方が正解だということ
・夢中でやり結果が出ると、継続につながるということ
darakeが勉強に夢中になったのは、女子にモテたいという不純な動機でした。それにより、1日10時間机に向かうことができました。
実際やり続けていくうちに、途中から目的は少し変化してはいたんですよ。順位をもっと上げたいという欲求が、女子にちやほやされたい欲求を上回る時がありました(あくまでも対女子欲求は消えてない)。
夢中になる動機やきっかけなんて、人それぞれで良いと思います。いかにそのきっかけに出会えるかが大切ですね。『夢中になりたい!』と思ってやり始めるわけではなく、何かを時間を忘れてやっていたら、結果夢中になっていたというのが正解でしょうね。
あの時夢中でやった勉強のおかげで、今の自分がいます。あの時の勉強時間は、自分の財産として確実に蓄積されています。
余談ですが、
darakeが勉強以外に夢中になったことの1つとして、読書があります。
『1番夢中になった小説は?』と聞かれたら、今でも池袋ウエストゲートパークと答えます。初めて読んだ時の衝撃からずっとファンです。
そんなシリーズも13作目となり、月日の流れを感じます。ギャング抗争、風俗街、詐欺、ドラッグ等、健全な話ばかりではないんですが、現代社会の問題を書いており、飽きずに読み続けている小説です。
それから石田衣良作品を全て読破している、生粋のファンdarakeです。
新刊がでるとすぐに買い、あっという間に読み終わってしまう、現在進行形で私を夢中にさせてくれる小説家です。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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