【職員室の人間関係に悩んでいる人必見!】学年の一体感が良い教育を生む!?

職場環境

 連日の暑さのせいで、体調を崩し気味のdarakeです。

 今回は、対生徒というよりも、対教職員(大人)との人間関係についての話です。

 実は、この職員室での人間関係がうまくいかない時ほど、ツライことはありません!!生徒が多少荒れていても、教師同士が仲が良いと乗り切れたりするものです。

強い個性とどう付き合う!?

 どこの職場も同じだと思いますが、教師の世界にも色々な人がいます。

 どこの学校でも、全員が同じ目標に向かって働いているはずなのですが、各教師の個性の強さから一体感が生まれていない学校があります。

 強い個性は、時に秩序を乱します。

 サッカー日本代表のケイスケホンダは、『シンプルにいえば個』と名言を残しています。

 対生徒に対して『強い個』を発揮してくれる教師はすばらしいと思います。ただ、職員室の中で『強い個』を発揮されると、やりづらくて仕方ない!!!

 中学校教育には、チームワームは絶対に必要です。担任一人で何とかできる程甘くありません。職員室の中に1人でも、学年の中に1人でも、この『強い個』の教師がいると、チームワークが崩れます。

 でも、大体います!

 やっかいです!

 だけど、上手に付き合っていくしかないんです。対立しても仕方ないんです。余計なパワーを使うだけです。だからと言って、相手の言いなりではダメです。若手教師は、どうすればいいのでしょうか?

 仲良くなるか、距離を置くかの2択でしょう。

 自分にとって受け入れられる『強い個』なのか、そうでないのか判断しましょう。受け入れられるのであれば、一気に近づいてみるといいでしょう。仲良くなることができれば、自分にとってプラスになるかもしれません。

 受け入れられないのであれば、なるべく距離を置きましょう。最低限の会話だけにして、嫌悪感を悟られないようにすべきです。どうしても、密にコミュニケーションをとらないといけないのであれば、

 聞いているフリでもしておきましょう(笑)

 そして、職場内に相談できる人が1人でもいると最高です。若手教師が、年上の『強い個』を倒しにいってもあまりメリットがありません。そんな無駄なことに力を使うよりも、他に上手に使いましょう。

 とにかく『強い個』の教師を敵に回すのはおススメしません。

自分のポジション

 職員室内で、自分はどんな役割でしょうか?いじられキャラになっているでしょうか?

 若いうちは、いじられキャラでいた方が何かと便利かもしれません。最近は、パワハラだ、セクハラだと先輩からのいじりに困っている人がいるようです。少し言葉が過度になってきているような感じもしています。

 私からすると、

『上手にいじられキャラを演じておけばいいのに!』と思ってしまいます。

 私は、完全にいじりたいドSです(笑)下の話ではないですよ!

 でも、若い頃はいじられキャラをあえて演じていました。

 なぜ、そんなことをしていたのか。

 ポイントは、先輩たちの考えに寄り添えるかどうかです。先輩たちの後輩への考えです。(今は私はこちら側)

・多少仕事できなくても、ノリが大切!?
・適度なコミュニケーションは必要!
・飲み会は1次会ぐらい参加だろ!
・少しいじったぐらいでヘコむなよ!
・聞いてこないと、教えないよ!
・実力もないのに生意気なヤツは嫌い!
 どうでしょう?古い時代だと思いますか?先輩たちは当然、古い時代を経ての今ですから、そこを考えないとズレが生じます。若いうちから、好き勝手できる職場なんてあまりないですよ。
 
 多少の我慢は必要でしょう。
 
 極度の仕打ちに対しては、訴えるべきですけどね。
 
 いずれ、自分が先輩になったら、自分がされて嫌だったことをしなければ良いのです。というか、ある程度の図太さがないと、教師はやっていけないですよ!
 
 飲み会の司会・余興やらされます!
 司会や余興は、ノリで乗り切り、恥をさらす!
 
 飲みに付き合わされますよ!
 飲み会は、ある程度付き合って、スッと抜ける!
 
 面倒くさいいじりもあるでしょう!
 ある程度付き合ってあげて、あとは聞いてるフリしときましょ!
 
 理不尽な指導もあるかもしれません!
 じっと我慢!信頼できる先輩に愚痴ろう!
 
 わが道をゆく!も悪いとは言いませんが、実力もない人がやると先輩から嫌われますよ!先輩から嫌われて、職員室で良いことなんて1つもないです。再度、自分が職員室でどんなポジションを求められているのか考えてみては?
 

学年主任で決まる!?

 中学校現場は、学年単位で動くことがほとんどです。そして、それを率いているのが学年主任(代表)です。

 この学年主任がデキる人であれば、その学年で仕事をするのがとてもラクです。そして、その学年はまとまりがあり、結果、生徒たちに良い影響を与えます。

 若手教師であるならば、もっとも関わりのある上司となります。

 私も若い頃、何人かの学年主任のもとで働いてきましたが、デキる人のもとで働いた時とそうではない時は、働きやすさが天と地でした。

 現在、学年主任を務めていますが、デキる先輩たちの仕事ぶりをマネしています!では、デキる学年主任とは、どんな人でしょうか?

・常に先を見通して仕事をしている
・生徒の掌握が上手。
・全体の場で話すのが上手。
・バランス感覚に優れている。
・後輩とのコミュニケーションが上手。
・管理職とのコミュニケーションも上手。
・ミスの責任を後輩にかぶせない。
 どうでしょうか?こんな学年主任のもとで働いてみたくないですか?『強い個』の教師が学年にいても、上手にさばいてくれます。
 
 結果、学年の結束は固くなり、同じ方向を向いて仕事ができます。まさに、理想の職場でしょ!?自分もそういう学年経営がしたくて、日々研究しています。
 
 だって、学年がまとまっていなく、バラバラだったら、仕事もはかどりません。そして、後始末は学年主任がやらされます。
 
 これはメンドくさいよね!
 
 若手教師にとって、学年主任は選べません。なので、出会いの運に左右されてしまいます。もし、自分の学年の主任が、頼りない人だったらどうするか?
 
 学年主任任せにしないで、自分ができそうな仕事は率先して行うのも1つの手です。役割分担しながら、円滑に進むような配慮が必要です。本来、それは学年主任が配慮すべきですが、できない人なら、デキる人がやってあげましょう。

まとめ

 職員室の人間関係で悩んでいる人は、誰が原因かを考えるといいでしょう。

 強い個の教師なのか、自分なのか、学年主任なのか

 それによって対応が変わってきますね。職員室でケンカなんて、最悪ですからね。生徒はその雰囲気を絶対に感じ取ります。そんな学校は働きやすいわけがない。

 ストレス溜まりまくりです。

 結局、生徒よりも大人との関係作りの方が大切なのでは?!と思う時もあります。

 職員室内に、信頼のおける同僚、先輩を早くつくることをおススメします。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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