こんにちは、darakeです。
最近、大学生に教師のやりがいについて話す機会がありました。そのおかげで、なぜ自分は教師を選んだのか、教師を続けているのかを改めて考えるキッカケとなりました。
今回の記事は、教師を目指している人、教師として働いているけど、先が不安な人必見です!一緒に教師のやりがいとは何かを考えてみましょう。
経済面
キレイごとを言うつもりはありません。労働に対して、どのぐらい給与があるかは重要です。夢や希望だけでは生きていけません。生きていくためには、最低限のお金は大切ですよね。
教師の給与については、以前記事にしています。ある年代の一例ですが、参考になるとは思います。
正直、普通に生活していく分には十分だと思います。毎月海外旅行に行ったり、高級ブランド品を購入するような生活は例外です。
夫婦共に教師の場合は、単純に2倍となるので、かなり安定した生活を送ることができるでしょう。
毎月の給与と夏と冬のボーナスを、安定して受け取ることができるのは重要です。周りにいる若手教師と話をしていると、『足りない、もう少し欲しい』と言っている人も多いですが、人間の欲が出ているだけだと思います。
上を見るとキリがありません。企業の社長やプロスポーツ選手など、華やかな生活を見てしまうと、自分と比べてしまうのは仕方ありません。しかし、教師の給与は世間一般の職種と比べても少なくはないと感じますね。
人からもらう感動
生徒を育てる職業なので、成功した時の感動は何にも代えがたいものです。出来なかったことが出来るようになった、わからなかったことがわかるようになった、些細なことかもしれませんが、その場面に出会えた時は教師としてのやりがいを感じます。
また、卒業生を送り出した時の満足感や感動は格別なものがあります。中学生なので、普段から素直な感謝の言葉などはあまり聞けません。照れもあるだろうし、反発したい年頃でもあります。
そんな中、卒業式だけは素直に表現してくれることがあります。担任をやっていて良かったと思える瞬間です。腹立つことやムカつくことの方が多いのですが、卒業式の日だけはそれを忘れさせてくれます。
もし現状に迷っている若手教師で、まだ卒業生を担任として送り出していないのであれば、それを経験してから結論を出しても遅くはないですよ!
ただ、3年間の中学校生活で結果が出るのはラッキーです。3年間では、わかってもらえない、伝わらないことの方が多いかもしれません。
今、darakeが1番うれしいのは、卒業した後に集まり、お酒を一緒に飲める瞬間です。よくあるのが、成人した後に声がかかり、集まれることです。声をかけてもらえる喜びがまずあります。
考えてみてください。マイナスのイメージがある担任は、わざわざ呼ばないですよね!呼ばれるというだけで、自分の仕事の成果が出た気がします。
『今になって、あの時先生の言っていたことを理解した!』
この言葉をもらえた時、何よりも感動してしまいます。卒業後に、自分の伝えたい思いに気付いてくれたということが何よりもうれしく思います。
今働いている成果が、数年後に表れるというのも悪くはないですよ。
そんな感動を得られるのも、教師のやりがいの1つだと思います。
ラクする裏技
前の話を読んで、感銘を受けてくれた人は、ここからの話は飛ばしてください!笑
一気にゲスな話になります。
最近気づいてしまいました。ずっと担任をやってきましたが、ある1年だけ担任を外れた年がありました。いわゆる副担という役です。衝撃を受けました!
な、なんてラクなんだっ!!
担任よりも圧倒的に負担が少ないのです。仕事も減ります。保護者対応も減ります。中学校教師なので、授業をやるのは当然です。その当たり前だけをやっていればいいんです!
担任も副担も同じ給与ですから、これは考えさせられましたね!もちろん、担任がいいなと感じる瞬間もありました。しかしね…。
そんなことを考えると、副担であれ教師は教師なので、ラクして同じ給与をもらえるということです。ゲスな話ですが、十分やりがいの1つになると思いますね。
誤解のないよう言っておきますが、副担の役割もたくさんあります!担任をサポートしてくれるわけですから、雑務などを引き受けるわけです。担任を主役とするなら、脇役となるわけです。あくまでも、担任の業務と比べると、負担が減るということです。
darakeはというと、次年度は副担を希望して、若手担任の育成にまわってもいいかな!
まとめ
さて、少しゲスな話もしてしまいましたが、教師のやりがいについて考えてみました。
仕事なので、嫌なことや腹立つことの方が多いです。人を相手にしているので、思い通りに動いてくれないことの方が多いし、裏切られることもあります。
そんな中、今まで続けてこれたのは、本記事で紹介したやりがいを感じることができたからだと思います。そして、卒業してからも『先生!』と呼んでくれる立場にいられることがありがたいと感じます。
もし、教師をやめたいと悩んでいる人がいたら連絡ください。引き止めるかもしれないし、引き止めない可能性もあります!笑
今考えているのは、『教え子で有名人出ないかな』『有名人になって恩師としてTV出れないかな』とか、ふざけたことばかりです!(笑)
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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