生徒指導こそ教師の生きる道!|生徒指導のコツ教えます。

生徒指導のコツ

 こんにちは、darakeです。

 生徒指導なんて、やらなくていいならやりたくない仕事です。基本、生徒にとっては聞きたくないような話が多いし、教師だって気が重い話をしなければなりません。

 だからこそ、仕事として割り切ってやる必要があります。あまり感情に流されると、失敗することが多い気がします。

 今回は、生徒指導の基本らくデキVer.2ということで、Ver.1からだいぶ放置していた記事を更新します。

指導の境界線は自分で決める!

 よくありがちな失敗は、その時その時の感情で指導してしまうことです。指導ならまだしも、怒ってしまうといけません。

 日々、様々なことが起こる学校現場ですが、発生するトラブル全てを指導してたら、お互い嫌になります。特に、反抗期真っ只中の中学生を扱う側としては得策ではありません。

 では、何を基準に指導すればいいのか?

 最低限指導すべきルールは、学校、学年で決まっているはずです。それに準じて指導するわけですが、ポイントがあります。

①自分が納得するルールか
②生徒に突っ込まれても返せるか
③生徒目線に立ってみたか

 ①については、学校、学年で決まっていることなので、基本指導すべきですが、教師は機械ではないので、自分が納得していないことは指導できませんし、生徒に落ちるわけもありません。

 そんなこと言っても若手のうちは、決められた通りやらないと、上から注意されてしまうこともありますよね。でも、納得できないのならば、1度は学年の信頼できる先生に相談すべきです。

 もしかしたら自分の意見が通るかもしれないし、自分の間違いに気づかせてくれるかもしれません。darakeは、学校、学年で決められたことにどうしても納得できない場合、あえて見過ごすという手を使うこともあります!

 納得できない自分が指導するより、納得して自信満々の人に指導してもらえばいいのでは?と思っちゃいます。そしてその後、『〇〇先生に怒られるからもうやめろよ!』と責任転嫁しておけば完璧です。(笑

 足並みを揃えることは当然必要です。けれども、自分がどうしても譲れない部分は、譲らなくてもいいのかなと最近は思っています。それも教師の個性ではないでしょうか。マニュアル通りやれば全てが上手くいくわけではないでしょう。

 ②については、中学生に突っ込まれて返せないようであれば、指導する資格なしです。

 ・ある中学生は、自分に有利になるようなわがままなことを言ってきたりします。
 ・ある中学生は、生意気に大人の揚げ足取りをしてきます。
 ・ある中学生は、カッとなると冷静に判断できないこともあります。

 そんな時、自分の中でぶれない軸をもち、それを基準に指導することが必要です。自分の軸というのは誰もがもつべきで、上記のような中学生に乱されてはいけません。しかし、定期的に経験と共に更新したり、見直すことは必要です。darakeも若手の時からぶれてない部分と、経験を積み重ねてこそ更新された部分があります。

 大切なことは、生徒に突っ込まれて動揺を見せてはいけません。間違っていようが、ハッキリ言い切るべきです。後で間違いに気づいた時、素直に謝ればいいだけです。わからないのであれば、『わからないから確認する』でいいんです。教師は完璧超人ではありません!

 ③については、自分が生徒だったらどう感じるのかを常に考えることです。指導なので、生徒は嫌な思いをすることが大半ですが、嫌だけど納得できるのかが重要です。自分が生徒だったら、自分の指導で納得できるのかを意識して実行してください。それを頭に置いておくだけで、正論だけをぶつけるような教師にはならないと思います。

保護者に負けるな!

 最近の傾向として、生徒を指導すると、保護者から苦情がくることがあります。これは、教師側は理不尽な指導をしていない前提です。体罰や暴力的な言葉は問題外です。

 ハッキリ言って、疲れます!

 基本的に中学生は、家庭で見せる顔と学校の顔は異なります。ダメな親の例として、自分の子に非があるにも関わらず、そこに気付かずに指導した学校に苦情を言ってきます。最近こういう保護者多いです!

 指導される生徒には、それなりの理由があるし、数多くの中学生を見てきているプロの教師が判断して指導しているのです。自分の子を変に守ろうとして、苦情の電話をしてくる保護者は考えを改めてもらいたいものです。こちら側から見ると、そんな保護者は情けなくなります!そんなのは愛情ではありません!

 中学生は、指導されて、嫌な思いをして、学んでいくのです。嫌な思いをするからこそ、『次はしないでおこう』と生かせるのです。それなのに、保護者がその機会を奪ってどうするのでしょう?

 中学生が親に話している内容は、大体自分の非はうまくごまかして話してますからね!相手のせいにしたり、教師のせいにしたりしてますよ。それに気づかず、苦情を言ってくるのがいかに愚かなことか気付いてほしいものです。

 教師は、生徒だけでなく、保護者を意識して指導しなければならなくなっています。おかしな状況です。もっと広い心で、保護者と教師が協力して子どもを育てたいものです。

 『先生に任せたから、厳しく指導してくれ!』

 これぐらい、若手教師に言ってあげられる懐の深い保護者でいたいものです!このようなご時世だからこそあえて言います。

 保護者に負けずに生徒指導してください。何度も指導を繰り返し、それが経験となり、自分を成長させてくれます。一人で抱え込まず、同僚と相談しながら乗り越えましょう!

まとめ

 生徒指導に正解はありません。こうやって記事にしましたが、darakeも何度も失敗をしています。保護者に謝りに行ったこともありますし、何時間も苦情に対応したこともあります。生徒に裏切られたことも何度もあります。

 ただ、生徒指導の技術を磨かないと現場では役に立ちません!教師の1番必要な技術です。

 嫌でもたくさん経験してください。

 生徒指導をして嫌な思いをした後は、思いっきりストレス発散してください。自分なりのストレス発散をして、自分の中に溜めないようにしてください。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました