コロナショックから子どもたちを守るには保護者の判断が必要だ!

中学校教師の生き方

 こんにちは、darakeです。

 今回の記事は、コロナショックから子どもたちを守るためのお願いです。

 新学期に登校開始する地域にお住まいのご家庭には、ぜひ読んでもらいたい記事です。そして、子どもを登校させるか自粛させるかを迷っているご家庭にシェアしていただきたいです。

 前回こんな記事をアップして、休校延長を願ったのですが実現しませんでした。

 具体的な内容は次の2点です。

  1. 北海道は登校再開
  2. どうかしっかり判断してください

北海道は登校再開

 2020年4月3日時点で、北海道知事は新学期からの登校再開を発表しました。

 北海道の首長として、日々重責を背負いながら難しい決断をしている姿には感謝しかありません。いち早く一斉休校措置を発表した決断には感服します。

 ただ、次のTwitterからもわかるように、多くの保護者が登校再開に不安を感じているのが現状です。

https://twitter.com/darakesympo/status/1245697418844233742?s=20

 鈴木知事のツイートに対して、不安を感じている人々が毎日『休校延長してください』と返信しています。

 専門家会議の意見を受けての判断ですし、感染確認地域と認定されている現状、簡単に休校延長とは言えない「何か」があるのでしょう。

 休校延長することでの諸問題もあることは理解しています。

 けれども、登校再開を控えている多くの保護者や現場の教師たちは、そのことを想像した上で登校再開を望んでいません。

 保護者たちは、登校再開によって自分の子どもをコロナから守れるかどうかの不安。

 教師たちは、丸投げ指示によるあまりにも不十分な対策と3条件が重なりやすい学校という環境に絶望し、登校してきた生徒をコロナから守れるかどうかの不安。

 そして、自分の身と家族をコロナから守れるかどうかの不安。

 ちなみに、保育士や教師がコロナに感染した時にめちゃくちゃ批判している人の意味がわからない。いずれも比較的感染リスクが高い環境で仕事していると思いますが。

 生徒たちはどうでしょう?

 真剣に状況を見極めている人、楽観視している人、何にも考えていない人等々。

 いずれにせよ、現状とこれからの生活については大人たちが伝え、自立を促す必要があるでしょう。

どうかしっかり判断してください

 登校再開に反対とはいえ、文部科学省、北海道教育委員会が『再開!』といえば準備しなければいけません。

 新学期をスタートさせなければいけません。

 公務員という立場上、その決定を覆すことができません。

 でも、darakeはこの発信手段があるので、微力ながらリアルな現場の思いとお願いは発信できます。

 『どうか、不安な場合は休んでください!休ませてください!』

 『少しでも体調不良の場合は休んでください!休ませてください!』

 『学校という空間が安心だと思わないでください!』

 『学習の遅れは健康・命とは比べられません!』

 狭い教室に30人が入って朝から昼過ぎまで共に過ごし、途中食事をする時間があります。その食事の準備は生徒たちが行います。そして放課後は体育館で部活動が始まります。

 この1日の流れで、感染リスクが低いと判断したのはなぜだろう?

 マスクも学校には支給されていない状態で、ウイルス対策について素人な教師集団で、どうやって感染拡大防止を徹底するのでしょうか?

 そして、

 『不安なご家庭は休ませてください』

 『欠席の扱いは考慮します』

 これを、知事が発信しても教育委員会が発信しても学校が発信しても、保護者は休ませるのに抵抗があります。生徒は休むのに勇気がいります。

 安易に『休んでいいよって言ったじゃん』は、あまりにも日本人の心理がわかっていません。

 みんなと同じで安心し、人と違うことをしたら村八分にあうこの国で、どれだけの生徒と家庭が登校自粛できるでしょうか。

 小、中、高校に入学する生徒と保護者たちは、初日から登校自粛できますか、させられますか?

 日本人特有の横並び意識が、今ほどマイナスに働く時はないでしょう。

 『隣の家の子も通うから』

 『うちの子だけ休ませるわけには・・・』

 結果、どこかの学校でコロナ感染者が広まっても誰も責任取れません。現場の責任にされるかもしれませんが、登校再開を決めたのは現場ではありません。

 学校現場は戸惑っています。困っています。怒っています。

 『なぜ休校延長しないのか?』とね。

 小、中、高校のお子様がいるご家庭は、どうか判断を間違えないでください。

 優先すべきは人の健康と命です。それを上回るものなんてありません。

 どんなに教師が必死に対策をしても、生徒たちが集まれば感染リスクは高まります。インフルエンザの時期で証明されているでしょう。

 ワクチンや明確な対策方針が定まっていない以上、登校再開は危険すぎます!

 学校はオンライン授業に切り替えるべきです。まずは、その環境を全力で整えましょう。

 熊本市最高の対応です↓

おわりに

 もう一度お願いします。

 みんなと一緒は捨てて、大切な子どもや家族を守るために判断してください。

 新入生は入学式の初日だけ行って、判断してもいいと思います。

 『どうか、不安な場合は休んでください!休ませてください!』

 『少しでも体調不良の場合は休んでください!休ませてください!』

 『学校という空間が安心だと思わないでください!』

 『学習の遅れは健康・命とは比べられません!』

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 どうか悩んでいる保護者の方々に届きますように!

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