中学生も未来の教育講座で学べるよ①|正当な値段とは

学習指導のこだわり

 こんにちは、darakeです。

 汚い話ですが、5歳の息子がうんちをした後におしりを拭いても、紙にほぼうんちがついていないことに感心しています。というのも、最後までうんちをふんばって、途中で切らないからおしりにはつかないんです。真似しようと思いまーす!

 さて、

 以前、授業に動画をどんどん活用しようという記事をアップしました。今回は、スタディサプリを有効活用した授業実践についてまとめます。

実践可能授業:学活、道徳、社会(公民)、自立活動(特別支援)

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 こんにちは、darakeです。 小さい子供がいる家庭の環境は、彼らの体調によって大きく変化します。具合が悪いと子供は機嫌が悪くなり、言うことを聞かなくなります。そうすると、妻(夫)の機嫌も悪くなり、家庭内に不調和音が生じます。 そう考える

サンデル教授の哲学講座 正当な値段とは

 最初の講義では、需要と供給、つまり買うことと売ることの道徳性に関わる問題を考えていきます。雪かきシャベルから生命の維持活動に不可欠な水の値段まで複数の事例を交えながら、市場とモラル(道徳)について議論をしてきましょう。引用元:スタディサプリ

 どの教科の教科書にも掲載されていない内容になるため、どの授業の中で実践するかが問題です。高校生以上の内容だと思うかもしれませんが、絶対に中学生に考えさせてもマイナスにならない内容であることは間違いありません!

 中学校1,2年生であれば道徳、学活、自立活動(特別支援生徒)の中で活用できる内容であり、3年生であれば社会(公民)の中で活用することも可能です。

 動画を見せるだけではなく、補足説明をきちんと入れましょう。

 課題設定としては、次の3つです。

  1. 雪かきシャベルは、大雪の時に値上げして売ることは正当か。
  2. 飲料水は、災害時に値上げして売ることは正当か。
  3. 気温に応じて値段が変化する自動販売機は正当か。

 この3つについて、じっくりと時間をかけて考えさせ、自分なりの考えをもたせてから交流させましょう。交流する人数は2~3名が適切です。あまり多い人数で交流すると深まりません。

 今回の課題では、正当か不当かに分かれると思うので、その理由づけが重要です。『なぜ、そう考えたのか』を追求しましょう。

 ただし、正解を求めてはいけないし、教師の考えを押し付けることもいけません。求めるとするならば、自分そして他者が納得するような『納得解』を追求させましょう。

 これらを考えることを通して、市場と道徳についての多様な考えに気付き、深まるはずです。

授業実践してみの感想

 中学生だと、市場において利益を追求することはよくある行為だと、理解していない生徒がいます。その生徒は雪かきシャベルの値上げを不当でヒドイと考えます。

 逆に、利益を追求することは当然の行為だと理解している生徒は、雪かきシャベルの値上げは正当だと考えます。こう考えるのは賢い中学生に多かったです。

 この両者の議論だけでも盛り上がりますし、需要と供給について深めることもできます。

 そして、飲料水の値上げの例になると、多くの生徒が不当でヒドイ行為だと考えます。「命に関わる水」、「災害緊急時」というキーワードは、市場原理よりも道徳を守ろうとする心が強く表れるようです。

 自動販売機の値上げの例では、どちらかというと、気温上昇によって値上げするのは不当だと考える生徒が多かったです。

 やはり、利益を追求することを何となく「悪」ととらえている生徒が多い気がしました。需要が多いから、値上げして儲けてやろうとする人に対して嫌悪感を抱くのは、実際に社会に出て働いていないからかもしれません。

 授業をして感じるのは、「お金」「利益追求」「社会の仕組み」について中学時代から学ぶことは大切だということです。

 この教材は、市場と道徳の両方を学習することが可能な気がしています。動画の時間も15分以内なので、非常に使いやすい教材でした。

 ありきたりな教材よりも、生徒の興味・関心を引き出し、実生活に活きる内容だと感じます。今までの常識から脱却した授業を展開してみては?スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)/テキスト代無料

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

 

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