こんにちは、darakeです。
今回は、お金の使い方の3種類、消費・浪費・投資に関する授業ができるようになる記事です。
授業は小中学生向けに作成しています。しかし、この記事はお金の使い方3種類を理解していない大人も必見です。正しい使い方を共に学びましょう。
具体的な内容は次の2点です。
- 消費・浪費・投資って何?
- 授業案とワークシート
消費・浪費・投資って何?
お金を使うというのは、モノやサービスと交換することを指しますね。お金が減ってしまうという考え方ではなく、価値あるモノやサービスとの交換と捉えます。
この考えを念頭に置かないと、お金に振り回され、上手な使い方ができません。お金は道具なので、使う人の能力が大きく左右してきます。
まず、お金の使い方3種類を確認しましょう。教える側が理解して実践することで、子どもたちに経験として伝えることができるようになるでしょう。
(1)消費
消費とは、生活のために必要だと考え、支払った額とほぼ同じ価値をもつ出費です。日々の食費、光熱費、住宅費などが該当します。
生きるためには最低限の衣食住が必要だ!そのためのモノやサービスを、お金と交換しているよね!
(2)浪費
浪費とは、払った額以下の価値しか感じない、自分のためになっていない出費です。つまり、無駄づかいです!
過剰な衣食住に関わる費用、欲望を制御できずに無計画で購入すること等が該当します。
浪費はゼロにはできないかもしれませんが、極力減らすことで有効にお金を使うことができるようになるでしょう。
無駄なのか価値を感じないかは、人それぞれ!各個人が消費と浪費を見極めることが、上手なお金の使い方に繋がるね!
(3)投資
投資とは、払った価値以上の価値を感じ、将来の有益なリターンのためにお金を費やすことです。
この有益なリターンには、いくつか種類があります。
①お金を生むリターン(預貯金、株式、投資信託、債券など)
この場合、リターンは+50円となり、支払った以上のお金を得ています。
これを「お金が働く」「お金に働いてもらう」と言ったりします。
※単利・複利、税金、リスクなどの問題は、また別記事で!
②時間を生むリターン(便利な道具の購入、人を雇うことなど)
どちらの場合も、リターンは時間です。お金と時間を交換し、その時間を利用してさらなる利益を生み出すことができます。
ただし、せっかく時間と交換しても、その時間の使い方が有効でないと投資とはいえません。
従業員を雇うことで時間が生まれても、その時間で経営者がパーティーばかりしていたら、その会社は終わりですよね。
③ストーリーを生むリターン
この場合のリターンはストーリーです。1000万でロケット事業に支援した人しか語れないストーリーです。
このリターンを利益と思えないのであれば、ぜひ西野さんのオンラインサロンを覗いてみることをおススメします!
④信用・「希少なあの人」を生むリターン
これは少し難しい考え方かもしれません。
・自分の取り分は最低限にして、自分の労働力を他人のために差し出し続ける
・希少な能力を身につけるために、お金と時間を自分に費やし続ける
これらの場合のリターンは、信用であり、「希少なあの人」です。
『あの人から買いたい』『あの人を助けたい』『あの人から学びたい』
周りからこのように思ってもらえる「あの人」は最強です!
よくわからないという方はコチラ↓も確認してみてください。
以上のように、私たちは消費や浪費については無意識に選択していますよね。ただ、投資についてはどうでしょう?知識を知ってましたか?意識的に投資できていますか?
darakeはここ数年かけて、必死に学んでいる最中です。
これらお金の使い方3種類についてしっかりと学び、生徒や自分の子どもに伝えていきましょうね!
授業案とワークシート
ここからは、中学生用に大まかな授業案をまとめます。そしてワークシートもダウンロードできるようにしておきます。
生徒の活動メインで記述します。
①最近、お金を使って購入したモノやサービスを思い出す。(自分or家族)
②お金の使い方3種類について予想する。
③消費、浪費、投資について理解を深めることをゴールに設定する。
④消費と浪費の違いについての説明を聞く。
⑤①を消費と浪費に分類した上で、自分の使い方を振り返る。
⑥投資と聞いて思いつくことを挙げ、周囲と意見交流する。
⑦有益なリターンの種類についての説明を聞く。
⑧今後、お金の使い方3種類のうち、何を重視していくべきかを考える。
⑨授業で気付いたこと、学んだことを記述する。
おわりに
お金の使い方の3種類、消費・浪費・投資について、きちんと理解しておくことが重要です。
というか、『そんなの当たり前だろ!』という内容さえ学べない日本の教育制度に愕然とします。絶対にお金の教育は必要ですね。
無知の知がいかに重要か。学びはいつから始めても問題ありません。問題なのは学ぼうとせず、下の世代に伝えないことでしょう。
我が子・生徒には、消費・浪費・投資という使い方をきちんと知った上で、社会に出て幸せになってほしいと願っています。
特に投資については、さらにもう一歩踏み込んだ知識も必要でしょう。その話題はまた別の記事にします。
共にお金を上手に使える人を目指しましょう。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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