ヒト検索時代に納得!教師もヒトで選ばれる時代へ

後輩に向けて

こんにちは、darakeです。

今回は,ヒト検索時代をリアルに実感しているので,その実体験をまとめた記事です。

 モノ消費やコト消費から,ヒトに金を出すヒト消費の時代に突入した!

この考えは,キンコン西野さんやOWNDAYSの田中社長など、私の大好きな方々が発信している内容です。

この方々が出版する本の内容が好きで、ホイホイと何でも信じてしまうdarakeですが,このヒト検索については実体験を経て納得しています。

具体的な内容は次の3点です。

  1. 家電はあの「ヒト」から買う

  2. ヘアカットはあの「ヒト」に頼む

  3. 「ヒト」で選ばれる教師にならなきゃ!

家電はあの「ヒト」から買う

 最近,家電を大量に買い替えることになり,どこで購入しようか迷っていました。

 近所に家電量販店は3軒,それぞれに足を運んで値段と商品を見比べました。

 けれども、特に家電にこだわりがあったわけでもなかったので,ある程度好みのデザインと予算内で収まる価格であればどの店でもいいと考えていました。

 結論からいうと大手ケーズデンキで購入しました。ただ、店名で決めたわけではありません。

 決め手となったのは「ヒト」でした。

 何となくd〇sonさんのコードレスクリーナーを購入しようと思っていて,近くにいた店員さんに声をかけたところ,的確なアドバイスをしてくれました。

 その時のやりとりの一部を紹介します。

darake
darake

d〇sonのコードレスクリーナー探してるんだけど・・・

店員さん
店員さん

家の大きさはどのくらいですか?

2階でもコードレスクリーナーを使用しますか?

darake
darake

5LDKです。

まぁ,使うと思います。

店員さん
店員さん

それなら軽い方が使いやすいと思うんですよね。

自分もd〇son使っていますが、吸引力はありますが少し重いんです。

darake
darake

なるほどね!1Fから2Fに持ち運ぶ時は大変かもなぁ。

店員さん
店員さん

軽い商品で私が実際に使っている商品もご覧になりますか?

こんなやりとりが続き,結果シャープさんの軽いコードレスクリーナーを紹介してくれたのです。しかも,実際の使用感を丁寧に説明してくれたことで,納得感が半端なかったんです。

まさに,我が家に合う商品をコーディネートしてくれたわけです。この店員さんによってdarake家族の心は鷲掴みにされ,買う予定だった全家電商品をその方に選んでもらいました。

総額70万ぐらい購入しましたが,我が家は値引きをたっぷりしてもらってさらに満足,その店員さんも売り上げ成績につながり満足という,win-winの買い物になりました。

おそらく,他店でさらに値引きされたとしても,この店員さんから購入していたと思います。それ以降の我が家の家電購入は,この店員さんから買っています。コードレスクリーナーについては祖母用にもう1台買ったぐらいにして。

家電に特別なこだわりがない人にとっては,自分の家に合った最適な商品を選んでくれて,実体験を踏まえて紹介してくれる店員さんを求めています。

 今後も家電を買う時は店検索ではなく、ヒト検索つまりこの店員さんから買うことになるでしょう。たぶん,この店員さんが他店に移ったら追いかけると思います。

ヘアカットはあの「ヒト」に頼む

 長い間住んでいた町を離れることになりました。そこで困ったことの一つに,ヘアサロン問題がありました。

 行き慣れたヘアサロンにいる美容師さんは,darakeの髪質や好みの髪型も把握しており,細かい注文もしやすい存在です。切っている間の会話についても,探り合いの会話をしなくていいので心地良いのです。

 darakeにとって,その美容師さん以外に切ってもらうのは気が進まなく,新規ヘアサロンを開拓する元気もありませんでした。

 結果,引っ越した後も約1時間以上かけてその美容師さんのところに通っています。

 めちゃくちゃコスパ悪いんです!

 移動時間もかかり,移動費も合わせると高いカット代金になっています。でも,コスパ悪かろうとそのヒトに切ってもらいたいと思ってしまうんですね。

 おそらく,その美容師さんと同じかそれ以上のカット技術をもっている人は近所にいると思います。

 けれども,近い店でも新規店でもなく,ヒト検索でこの美容師さんを選んでいます。

 このようにヒト検索をして,ヒト消費をしている人は他にもたくさんいるのだと思います。

 モノやコトのクオリティには差がなくなってきて,ヒトが選ばれる時代の到来は既にきてますね。

「ヒト」で選ばれる教師にならなきゃ!

 では,このことを教師に当てはめて考えてみましょう。

 ヒト検索の時代を生き抜くためには,『あの先生がイイ』『あの先生じゃなきゃ嫌だ』と思われる教師になった方がイイですね。

 教え方が上手なのか,親身になって寄り添うことができるのか,イケメンなのか・・・。

 ヒト検索に引っかかる条件は生徒によって違うと思いますが、重要なことはその生徒にとって希少な教師になれるかどうかです。

 他の教師では代替できない存在にならなければいけないと考えます。

 そのためには次のようなことが必要かもしれません。

・子どもをどう育て,どう関わっていくかという明確な方針をもつ
・生徒と向き合う熱量を維持する
・コツコツと努力を続ける
・時代のニーズに合わない古い考えをアップデートする
・人間力を磨く!

 人間力についてはコチラ↓

 塾や予備校の講師は、完全にヒト検索されています。

 部活の指導者もヒト検索されています。『○○先生のバレー指導を受けたいから行く』というような声はよく聞きます。

 今後は,公教育もヒト検索の流れは避けられないでしょうね。

 『あの先生の授業を受けたい』『あの先生のもとで3年間過ごしたい』

 こんなことを言われるような教師しか通用しない時代がやってきそうです。

おわりに

今回の記事は,ヒト検索時代について考えてみました。

 ヒト検索時代は、誤魔化しが効かない完全能力勝負です。周りに好かれる人、コミュニケーション能力に優れている人が一歩リードです。

 上辺だけ取り繕ったり教育技術のノウハウだけ学んでも、ヒトの本質は見抜かれてしまうものです。

 これから教師を目指す人や若手教師の方々は、ぜひ自分自身を高め、ヒトを惹きつける教師を目指してください。

 そのためには、生きることを楽しみましょう。

 この本はとっても勉強になりました!


大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ (NewsPicks Book)
 

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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