こんにちは、darakeです。
学校現場は、研究会シーズンです。研究授業や研究発表が多くなりますね。私は、研究授業が大嫌いです!!
なので、極力避けて生きてきたつもりですが、避けれていません!!ラクしたいはずが…。年1回はやっている気がします。そして、今年も・・・。
さて今回は、学級経営に関しての記事です。
2学期は、何かと問題が生じる学期です。そのためにも、小さなことを見逃さない視点が必要です。
各教科の授業は正常か
自分の教科以外の様子を、常にチェックしてますか?
全教科の教科担任がしっかりしていれば、問題はありません。ただ、そんなことは稀でしょう!!数名、怪しい教師は存在するものです。残念ながら…。
これが、中学校の長所でもあり、短所でもあります。
1つの授業が成立しなくなると、学級経営も面倒になってきます。なので、常に生徒の会話をチェックしておくべきです。
『次(教科名)だから、寝よ』
『〇〇先生の授業、つまんない!』
これらの会話は、危険信号ですね。
もし、授業が成立していない教科があれば、対策が必要です!この対策というのは、あくまでも静かに受けさせる程度です。
学力を上げる、わかりやすい授業のためには、教科担任の力が必須です。そして、ここで問題なのは、その教師が年上の場合です。
同期や後輩であれば、容易に叱咤激励ができます。困っているのであれば、協力もしやすいです。ただ、年上の教師には言いづらいですね…。
若い担任なら、なおさら言えないですね。そんな時は、教頭に相談するといいでしょう。
学年主任でもいいですが、学年主任の授業も怪しい場合があるので、その時は相談しても意味ありません。
どうやっても変わらない場合は、担任として力の見せどころです。対象の教科担任を否定せず、授業を静かに受けさせるためには…
②寝てても自分が被害を受けるだけ!
③話を静かに聞けないのは常識外れ!
この3点を意識して、指導すべきです。
これでも改善されない場合は、
個別指導 ⇒ 保護者連絡が必要です。周りの人の教育を受ける権利を、邪魔しているわけなので。
とはいえ、中学校は教科担任制なので、自分の担当する教科は、責任をもって正常な教科経営することが重要ですね。常に危機意識をもって、仕事をすることが大切です。
怪しい動きをする生徒を察知
様々な生徒がいて、学級という集団が成り立ちます。ラクに学級経営するためには、押さえるべきポイントがあります。
タイプ1
落ち着きなく、だらしない男子
(周りへの影響力弱)
この生徒は、有無を言わさず繰り返し指導すべきです。話を聞けない、忘れ物が多い、空気が読めない等が挙げられます。
周りへの影響力もないので、厳しい指導しても大丈夫です。というか、早く正常に戻してあげないと、いじめの対象にもなってしまいます。
ただし、暴言・暴力はダメです。保護者対応が大変ですよ!こういう生徒は、初期から抑えておかないと、学級が乱されます。
タイプ2
落ち着きなく、だらしない男子
(周りへの影響力強)
タイプ1と違って、周りへの影響力があるというのがやっかいです。これで小ズルいようなら、なおさらやっかいです。
基本的な指導はタイプ1と一緒ですが、指導する時は、現場を押さえて、きちんと裏をとってからやりましょう!
曖昧な情報で指導したりすると、こちらがダメージを受けます。目の前で何かやらかすまで待ち、その時がきたら、勝負してください!
ネチネチ小言は、逆効果ですよ!特に女性教師は!全体指導よりも、じっくりと個別でやってください。学年の先生に入ってもらい、2人で対応するのも可ですね。
私なら、タイプ1,2の生徒は泣くまで指導してます!というか、泣かすつもりはないんですけどね…。暴言・暴力はしていないつもりです。確実に!
タイプ3
だらしない女子(周りへの影響力弱)
男女差別と言われようと、中学校において、だらしない女子は危険です。
からかいや、いじめのターゲットになりやすいです。やはり、周りから突かれる要素がたっぷりなんです。
不潔、提出物の期限守れない、低学力これらはタイプ2の生徒の恰好の餌食となってしまいます。早く指導して、正常に戻してあげるべきです。そうしないと、学級にいじめ問題などが蔓延します。
タイプ4
裏で動く意地悪な女子
(周りへの影響力強い)
この生徒は、とってもやっかいです。まず、表面上は問題行動しないからです。授業も普通に受けて、対教師への態度も問題ない。しかし、裏では、人間関係を乱したり、加害側にまわることもあります。ネット上で、好き勝手やっている場合もあります。
タイプ2の生徒と同じで、現場を押さえての指導が基本です。けれど、なかなか尻尾を見せないのがタイプ4です。監視はしつつ、学級経営に問題がないのであれば、放置もありです。部活顧問や学年の先生と連携した対応が求められます。
タイプ5
対生徒、対教師暴力をする生徒
(周りへの影響力強い)
最近はあまりいないタイプです。
地域にもよりますが、確実に減っているタイプです。学級に1~2人いれば、確実に学級経営が乱れます。この生徒によって、鬱になり、やめていく教師もいます。学級だけでなく、学校が乱されます。
この生徒は、中学校入学段階では、確実にマークされて入学してきています。しっかりとした学校であれば、それなりの担任を配置しているはずです。
もし、新卒や若手の教師が配置されているならば、その管理職は終わってます。
指導方法としては、根気強く、押し引きしながら対応しましょう。時には積極的に指導し、時には放置です。1人で対応せず、複数での対応が必須です。
以上のように、5つのタイプに分けてみましたが、これが全てではありません。いろんな生徒がいます。あくまでも大まかな区分です。
どのタイプに近いのか、5つの中にあてはまらない別のタイプの生徒なのか、そんなことを判断しながら、個別に対応していく力が求められます。そして、自分の指導の引き出しを増やしてください。
まとめ
問題が起こって、面倒なのは担任です!
そうならないように、生徒に不穏な動きはないか、調子に乗っている生徒はいないか、いじめは起きていないか、常にアンテナを高くして、危機管理をしながら学級経営をしましょう。
しかし、ネット上で動いている問題については、本当に困ります。正直、対処しきれません。これは、スマホを持たせている保護者が管理すべき問題なんです!
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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