保護者と信頼関係を築くためにはしっかり対話を!|話を聞く余裕が大切!

保護者との関わり方

 こんにちは、darakeです。

 教師の業務の中で、ストレスを感じるトップ3に入ってくるのが保護者対応です。モンスターペアレントという言葉のせいで、実態よりも恐れ多く感じている若手教師も多いはずです。

 さて、

 この記事では、2点についてまとめています。

  1. 保護者から信頼を得るためには、生徒に信頼されることが大切である。
  2. しっかりと保護者の話を聞き、受け止める心の余裕が必要である。

保護者から信頼を得るには?

 多くの保護者は、若い教師に不安を感じています。それは、しっかりと自分の子どもを育ててくれるか心配だからです。子どもがいる人はわかると思いますが、これは当たり前の感情です。

 最初に出会った時に、年齢で判断してしまうのは普通のことです。

 若い=頼りないと思ってしまうので、最初は多少の不安を感じてしまいます。しかし、その不安を払拭することはある程度は可能です!

 若いけど、一味違うってところを見せるのです。まずは、次のことを当たり前にやることです。

①わかりやすい授業をする(学習指導)
②学級全体をマネジメントする(学級経営)
③生徒との信頼関係を築く(生徒指導)

 この3つがクリアできていれば、多くの保護者は、概ね満足してくれるはずです。

 この3つについては、コチラ↓

中学校教師による学習指導のこだわり
 中学校教師の本業は学習指導です。学習指導について、どうすれば退屈な授業にならないのか、集中して話を聞かせることができるのかを考察しています。そのためには、効率的に点数を取らせる方法、かつ既存のやり方にとらわれない授業方法も実践しています。誰でもデキるようになるために、実体験で得たコツを紹介します。
中学校教師のための学級経営のコツ
 学級とは、生徒が学校で1番長い時間生活する場です。学級は安全であり、生徒と教師にとって居心地が良いものであることが望ましいです。そのためには、教師の力量が大きく左右します。どんな目的を設定し、組織化し、人間的な成長の場にできるかが重要となります。けれども、現場ではその経営のコツを丁寧に教えてくれません。ここでは誰でもデキるようになるために、16年以上の実体験で積み重ねた学級経営のコツを紹介します。
中学校教師のための生徒指導のコツ
 中学校教師は、生徒指導のプロでなくてはなりません。当然、生徒指導とはお説教をすることだけではありません。集団の中で、中学生をどのように人間的に成長させることができるかがポイントです。誰でもデキるようになるため、様々な生徒と関わってきた実体験にもとづいたコツを紹介します。

 この3つをクリアしてても、何か言ってくるようならば、モンスターペアレントと呼ばれている保護者かもしれません。管理職や外部機関へ頼ることも必要です。

 まず大切なことは、自分が関わっている生徒に不満をもたせないことです。生徒は不満がないと、親には話しません。

 若い=不安を変えるためには、上記の3つをクリアし、『意外としっかりやってくれる』という印象に変えましょう。

 そうすれば、マイナスからのスタートが、一気にプラスに変わります。

 若さと実力のギャップで、保護者からの信頼を得ましょう!

 あまり、自分が若いことをハンデだと思わないでください。

 失敗は誰でもあります。それを改善し、次につなげることが大切です。そして、一人で抱え込まずに周りを頼りましょう。

保護者としっかり対話しよう!

 モンスターペアレントとは、自己中心的で理不尽な要求をしてくる親。
 学校側に非がない場合、クレームを言ってくる親はほぼモンスターペアレントです。このモンスターへの対処方法はないでしょう。
 
 このモンスターに見つかってしまうと、不運と思うしかないですね。1人で対応せず、学校全体の問題として捉えて、外部機関と連携しましょう。
 
 多くの場合、次の2つのケースに分かれます。
  1. 学校側に非がある場合
  2. 見方によってはある場合
 これらは苦情といった方がいいでしょう。

 苦情の多くは、程度の差はあれ子どもへの愛情行為です。この苦情への個別対応がとても重要です。

 まず、不満を持っている保護者が何を望んでいるのかを理解し、言い訳や反論せずに、できるだけ望みを叶えてあげようとする姿勢が必要です。

 保護者の多くは、自分の子ども中心に考えるものです。他の子よりも自分の子が優先なのは当然だと思ってください。

 だからこそ、しっかりと話を聞きましょう。

 しかし、これは訓練しないと身につかない技術です。

 オウム返しをしながら、真摯に対応してください。途中で、自分の考えを言いたくなる時もありますがダメです!ぐっとこらえて、ひたすら聞きましょう。

 聞き上手になることが、最高の保護者対応です!

 話を聞いて保護者が落ち着いてきたところで、そこで初めて解決策するための案を提示します。

 そして、必ずその案のメリットとデメリットを提示してください。

 100%うまくいく解決策なんてありません!そしてどの解決策から試すかは、保護者と相談して決めましょう。失敗した場合は、また相談して次の策を試しましょう。

 そうやって、保護者と協力しながら解決していこうとする姿勢が大切です。魔法のように一発で解決できる方法は存在しません。だからこそ、しっかりと対話をする時間を確保することが求められます。

さぁ、話を聞く心の余裕をもとう!

 今回は、次の2点についてまとめました。

  1. 保護者から信頼を得るためには、生徒に信頼されることが大切である。
  2. しっかりと保護者の話を聞き、受け止める心の余裕が必要である。

 保護者対応は、本当に難しいです。正解が存在しないので、相手を知り、相手が何を考えて何を求めているのかをしっかりと把握することが求められます。

 ベテラン教師でも悩んでいるので、若手教師が悩むのは特殊なことではないし、恥ずべきことではありません。

 1つ心配なことは、保護者の話をじっくりと聞く時間と、心の余裕が現場にないことです。心の余裕がないと、相手の話を聞くことはできません。

 このことが、保護者との関係を壊す原因になっているようにも思います。

 1人で業務を抱え込まず、常に心に余裕をもって生徒と保護者に接することが重要だと思います。

 今回はここまで!

 みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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