こんにちは、darakeです。
教師の業務の中で、ストレスを感じるトップ3に入ってくるのが保護者対応です。モンスターペアレントという言葉のせいで、実態よりも恐れ多く感じている若手教師も多いはずです。
さて、
この記事では、2点についてまとめています。
- 保護者から信頼を得るためには、生徒に信頼されることが大切である。
- しっかりと保護者の話を聞き、受け止める心の余裕が必要である。
保護者から信頼を得るには?
多くの保護者は、若い教師に不安を感じています。それは、しっかりと自分の子どもを育ててくれるか心配だからです。子どもがいる人はわかると思いますが、これは当たり前の感情です。
最初に出会った時に、年齢で判断してしまうのは普通のことです。
若い=頼りないと思ってしまうので、最初は多少の不安を感じてしまいます。しかし、その不安を払拭することはある程度は可能です!
若いけど、一味違うってところを見せるのです。まずは、次のことを当たり前にやることです。
②学級全体をマネジメントする(学級経営)
③生徒との信頼関係を築く(生徒指導)
この3つがクリアできていれば、多くの保護者は、概ね満足してくれるはずです。
この3つについては、コチラ↓
この3つをクリアしてても、何か言ってくるようならば、モンスターペアレントと呼ばれている保護者かもしれません。管理職や外部機関へ頼ることも必要です。
まず大切なことは、自分が関わっている生徒に不満をもたせないことです。生徒は不満がないと、親には話しません。
そうすれば、マイナスからのスタートが、一気にプラスに変わります。
若さと実力のギャップで、保護者からの信頼を得ましょう!
あまり、自分が若いことをハンデだと思わないでください。
失敗は誰でもあります。それを改善し、次につなげることが大切です。そして、一人で抱え込まずに周りを頼りましょう。
保護者としっかり対話しよう!
- 学校側に非がある場合
- 見方によってはある場合
苦情の多くは、程度の差はあれ子どもへの愛情行為です。この苦情への個別対応がとても重要です。
まず、不満を持っている保護者が何を望んでいるのかを理解し、言い訳や反論せずに、できるだけ望みを叶えてあげようとする姿勢が必要です。
保護者の多くは、自分の子ども中心に考えるものです。他の子よりも自分の子が優先なのは当然だと思ってください。
だからこそ、しっかりと話を聞きましょう。
しかし、これは訓練しないと身につかない技術です。
オウム返しをしながら、真摯に対応してください。途中で、自分の考えを言いたくなる時もありますがダメです!ぐっとこらえて、ひたすら聞きましょう。
聞き上手になることが、最高の保護者対応です!
話を聞いて保護者が落ち着いてきたところで、そこで初めて解決策するための案を提示します。
そして、必ずその案のメリットとデメリットを提示してください。
100%うまくいく解決策なんてありません!そしてどの解決策から試すかは、保護者と相談して決めましょう。失敗した場合は、また相談して次の策を試しましょう。
そうやって、保護者と協力しながら解決していこうとする姿勢が大切です。魔法のように一発で解決できる方法は存在しません。だからこそ、しっかりと対話をする時間を確保することが求められます。
さぁ、話を聞く心の余裕をもとう!
今回は、次の2点についてまとめました。
- 保護者から信頼を得るためには、生徒に信頼されることが大切である。
- しっかりと保護者の話を聞き、受け止める心の余裕が必要である。
保護者対応は、本当に難しいです。正解が存在しないので、相手を知り、相手が何を考えて何を求めているのかをしっかりと把握することが求められます。
ベテラン教師でも悩んでいるので、若手教師が悩むのは特殊なことではないし、恥ずべきことではありません。
1つ心配なことは、保護者の話をじっくりと聞く時間と、心の余裕が現場にないことです。心の余裕がないと、相手の話を聞くことはできません。
このことが、保護者との関係を壊す原因になっているようにも思います。
1人で業務を抱え込まず、常に心に余裕をもって生徒と保護者に接することが重要だと思います。
今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!
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