学校内にタブレットとWi-Fi環境を!|人員配置よりは可能でしょ!?

学習指導のこだわり

 こんにちは、darakeです。

 小さい子供がいる家庭の環境は、彼らの体調によって大きく変化します。具合が悪いと子供は機嫌が悪くなり、言うことを聞かなくなります。そうすると、妻(夫)の機嫌も悪くなり、家庭内に不調和音が生じます。

 そう考えると、家庭内において子供は絶対君主であり、神です。昔は、一家の長は男であり、子育ては妻に任せきりでよいという慣習がありましたが、今の世でそんなことをしている夫は最低で、女性の敵です!(笑)

 やはり時代は変わり、今まで当たり前と信じられていたことが変化しています。

 さて、

 以前から、どんどん動画を使って授業をしたらいいと言っています。今回は、実際に使用している感想と運用するにあたっての方法についてまとめます。

おススメするコンテンツ

スタディサプリ
・スタディサプリとは、オンライン学習サービスです。
・株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営しています。
・月額980円(税抜き)で、見放題!
・以下は公式サイトになります。
スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)/テキスト代無料
・NHK for schoolとは、学校向けコンテンツです。
・NHKで放送している学校放送と連動したウェブサイト。
・無料ですべて見放題!
NHK for School
NHKは、学校放送番組やウェブサイト、アーカイブス、イベントなど、学校向けのさまざまなサービスを展開しています。

 特に、darakeが授業で使用しているのがこの2つです。動画は、ただ話を聞くだけよりも圧倒的に興味・関心を引き出すことができます。

 操作しながら学ぶことができる教材もあるため、説明を聞くだけのインプットよりも効果的です。生徒の視覚と聴覚に同時に訴えることができるため、学習効果は確実に上がります。また、何度も見返すことができるため、理解できていない部分まで戻ることが容易にできます。

スタディサプリ

 

 スタディサプリに関しては、全教科で教科書に沿って講師の方が説明しています(入試対策まで意識して)。

 単純にインプットするのであれば、このアプリを使うことで実現可能になります。主に黒板を利用して、説明中心に授業が展開されます。

 ワークシートもダウンロード可能なため、それを利用しながら学習を進められます。そして、自由にどの教科でも見ることができるので、5教科の教師がいなくても、何とかなってしまいます!(ぶっちゃけ、説明下手な教師よりよっぽど効率いいです)

 ここまで言うと、教師いらない説が出ますが、そんな短絡的な話ではないので、これについては後述します。

 さらに、スタディサプリには様々な分野の動画があり、特にオススメは藤原和博さんによる「よのなか科」です。今の義務教育に足りない要素満載です。お金の話、新しい働き方、暗黙の了解でタブー化されてきたことをきちんと教えるような動画が配信されてます。

 また、キンコン西野さんによるクラウドファンディングの授業や信用についての授業なども必見です。

NHKforschool

 

 NHKforschoolについては、何といってもNHKで放送された動画が配信されています。5教科だけでなく、実技教科や特別支援向けの動画もあります。

 さらに電子黒板としてのコンテンツが用意されています。授業の補助教材として使えば効果抜群ですし、生徒が自習する時にも使えます。

 言葉では伝わりにくい内容などは、この電子黒板を使用すると確実に学習効果が高まります。スタディサプリよりも、資料、写真、動画は豊富です。

 短いクリップ集があり、ピンポイントで見せたい時にも対応できます。また、有名人が多く出演していることもあり、生徒の興味・関心を引き出す効果も強いです。

明日から活用するために

 では、どうすれば明日から活用できるのでしょうか。

 『いいな!』と思っても、実際使えないと意味がないですよね。これは学校のICT環境が関わってきます。次の3つのどれかが整備されていれば明日から活用できます。

①1人1台のタブレット導入
②全教室に大型TV
③PC教室で授業可能か
※校内にWi-Fi環境整備が前提!!!

 一番望ましいのは①です。

 確か2020年までに全学校に導入するとか言ってたような記憶ありますが、全くその気配ありませんね。大都市ではないからでしょうか。自治体によって対応が異なるのはマズイですよね。

 教師増やしてくれないなら、タブレットぐらいに予算つけてくれませんかね?その方が絶対に安く済むのでは??って感じです。

 タブレットが導入されていないならば、次は全教室に大型TVが配置されているかどうかです。教師のタブレットなりPCと接続すれば見せることは可能です。これは多くの教師が使用しているでしょうね。

 ただ、やはり大型TVとはいえ、見づらい部分はありますよね。そして、一斉形式なので個に応じて見返したり、個々に見たい動画を見せることはできません。まぁ、勤務校には4台しかないっす・・・。

 意外とオススメなのが、PC教室の使用です。1人1台として使用可能であり、見やすく使いやすいです。ただ、1つしか教室がない学校がほとんどのため、教師同士の取り合いになってしまうのが難点です(笑)

 そして、これら全ての土台となるのは、校内全部にWi-Fi環境を整えることです。というか、せめてこれぐらい早急にやってくれませんかね?教育委員会レベルで!だって、どこ行ってもWi-Fiありますよね・・・。

 対応があまりに遅いから、darakeは自腹でWi-Fiルーター買って整備してますけどね。

導入に当たっての課題

 まず、環境を整えることです。

 1人1台のタブレットorパソコンです。そして、校内のWi-Fi環境です。

 次に、変なプライドは捨てるべきですね。便利なものは使うべきです。

 環境が整っているにも関わらず、動画を導入しない人の理由として、自分より上手な説明された時、教師としての存在意義が揺らいでしまうからです。

 実際に使ってみて感じるのは、取捨選択が大切だということです。

 『この説明はわかりやすいな』と思うのもあれば、『自分の説明の方がいいかも』というのもあります。使う前から切り捨てるのではなく、体験してみましょう。きっと世界変わりますよ!

 また、どのように授業で使うかも重要です。いくらコンテンツが良くても、ただ見せればいいわけではありません。そこは、教師がしっかりとプランニングしないといけません。

 動画を使うと、興味・関心を引き出すことができ、効率よくわかりやすい説明によって何度でもインプットできます。しかし、アウトプットしない限りは知識は定着しません!

 どのタイミングで動画を使い、どこでアウトプットさせるのかは教師の腕の見せ所です。なので、あくまでもコンテンツを上手に使いこなす指導者が必要だと思います。

まとめ

 勤務する学校の環境がどうであれ、今回紹介した2つのコンテンツはオススメできます。

 darakeは自腹で月額契約してますし、Wi-Fi環境も整えて運用しています。費用面の要望を出しましたが、通りませんでした。整備されるの待ってたら、使いたいタイミング逃しますから。まぁ対応が遅い!

 ラクに効率良く、生徒の学習効果が高まるなら、絶対使った方がいいでしょ!

 特別支援が必要な生徒に対して、個別で授業する時にも活用しています。自分のタブレットを使って動画を見せています。

 今後は、より上を目指したい生徒への補習、日々の授業に遅れをとっている生徒への補習に活用できないか検討中です。このコンテンツを利用すると、教師じゃなくても対応可なんですよね。地域の人にお願いしたりとか?

 あと、おもしろそうなのは、生徒にクラウドファンディングを活用させて、1人1台のタブレット導入を目指すやり方です(委員会から怒られるかな?)。

 例え資金集まらなくても、生徒にとっては良い体験学習になると思うんですよね。

 今回はここまで!
みなさんが、幸せな人生を送れますように!

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